タイトル未定
新書版「クラシック音楽探偵事務所」の最終的な校正を戻し、発売は来月21日と決まったものの、タイトルがまだ決まらず。現在、編集さんと販売の方々が頭をひねっているところ。
編集さん曰く、(音楽関係に関しては)「クラシック愛好家とジャズ愛好家は本を読む」でも「ロックやポップス愛好家はほとんど読まない」のだそうで、間口を広げれば多くの人が手に取る…というわけでもないらしい。
素人考えでは、例えばクラシックもロックも絡めた内容の本なら「クラシック好きの人もロック好きの人も読んでくれるのでは?」と思うのだが、実際は逆で「(最近は)両方に興味のある少数の人しか読まない」のだそうだ。
なるほど。確かに「クラシックとジャズとロックと民族音楽と現代音楽をミックスした音楽を書けば、すべての人が聴いてくれる」というのは逆で、実際は「クラシックもジャズもロックも民族音楽も現代音楽も好きなごく少数の人しか聴かない」。これは実感として納得。
ということは、今回のようにブログ発でクラシック音楽とミステリーとオペラと暗号を絡めた本は、ブログマニアでクラシックマニアでミステリマニアでオペラマニアで暗号マニアな人(そんな奴いるのか?)しか読まないことになるな。う〜ん。
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吉松さんの書籍を全て読んでいる自分が興味のあるものを挙げます。
次回書籍を出される際の参考にしていただけたらと思います。
ロック、ポップス、テクノ、ジャズ、クラシック、オペラ、民族音楽
吉松隆、作曲、ブログ、暗号、読書、PC、美術、写真、猫、料理
宇宙物理学、歴史、哲学.......
すいません、興味が無い物がみつかりません・・・
何をミックスされても僕だけは読んでしまうと思います。
投稿: entropy | 2009年11月26日 (木) 19:55
新書はタイトルが命なんですね。
ない知恵を絞って考えてみました。
「作曲家 !吉松 隆のミステリー街道 !」
・・・・・・・じゃダメですよね、やっぱり・・・。
失礼しました
投稿: マイキー | 2009年11月27日 (金) 22:12