フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

リンク

« 一日休日…海を見に行く | トップページ | 新トラックボール&新成人 »

2010年1月10日 (日)

クラシック音楽の新しいレパートリーを考える

Scoresw Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。今回は、「クラシック音楽の新しいレパートリーを考える 」。

 先の事業仕分けに対して、音楽家から「文化芸術への助成金を減らすな!」という抗議の声が上がったとき、ふと漏れ聞いた一般市民のきつい一言。

 ・・・「芸術」って言い張ればお金をねだれるなんて、ぬるい世界ですよね。

 それを聞いて、30年ほど前に私が「調性の復権」を主唱して作品を発表した時、現代音楽界の大先生に言われた言葉を思い出した。

 ・・・聴衆に媚びやがって。

 芸術というのは、賛美の声の中で育つのではなく、ほとんどの場合、罵声の中を進むのだな。たぶん。

« 一日休日…海を見に行く | トップページ | 新トラックボール&新成人 »

音楽考」カテゴリの記事

コメント

音楽でも文芸でもそもそもサービス業であることを意識してない「芸術家」は掃いて捨てるほどいますよね。
受け手の心にあまねく深く何かを伝え得て、しかも時が過ぎて忘れ去られない作品、パフォーマンス。それこそが「芸」であり「術」なのではないでしょうか。

これを媚びることと区別できないのがゲンダイオンガク関係者の宿瘂なんでしょう。死に至るとまではいかないまでも、不治の病に相違ないですね。はい。

 先日女性ギタリストの演奏会にいったところ半分くらいは現代音楽でとどめに好きな演奏家がブロ-ウェルのソナタを弾いたときにはなんだかしらないが怒りがこみ上げてきた。ギタリストの間ではブローウェルちょっとした流行ですが聴衆は(・・)。武満徹の曲は幸いやらなかったがいったいギター界はどうなってしまったのだろう。かとおもうと突然ポップスや昔の歌が出てきて・・。聴衆が置き去りになっている。
 演奏家と聴く人が音楽を通して喜びを分かち合う。それって媚びるか自己主張するかしか知らない音楽家には理解できないんだろうね。
 ギター界のカナリア宮下祥子ちゃんに曲を書いてあげて
「ブロ-ウェルなんてしょうもないもんやってんじゃねえ、音楽ってのはこういうもんだ」ってことを教えてあげてもらえんもんでしょうか。
 

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 一日休日…海を見に行く | トップページ | 新トラックボール&新成人 »