温泉療養 with 推理小説
半年にわたる大仕事がようやく一段落ついたので、フィンランドの山荘に温泉療養に出かける。
推理小説の古典名作(むかし一度は読んだことがあるのだが)を10冊ほど抱え、昼は山荘のベランダでコーヒーを飲みつつ、夜は近くの蕎麦屋で熱燗をすすりつつ一冊ずつ読みふける日々……(それってもしかしてフィンランドじゃないだろ!…というツッコミはともかく)
着いた日の午後から降り出した雪は、何とも絵のようにきれいに降り積もり、静かだし、人はいないし、景色は良いし…の天国模様。
ただし、うっかり雪道に迷い込むと遭難しそうだし、あまりにも人がいないのでお店もあちこち閉まっているし、昼間の最高気温ですら氷点下なので、ある意味〈生命の危険〉も少し。
それにしても、客の少ない飲み屋のカウンターで、独り静かに酒をちびちび飲みながら推理小説のページをめくる…。これに勝る至福の時間がこの世にあろうか。
もし、悪魔に魂を売るとしたら、金でも権力でも地位でもなく、これ(カウンターとお酒と推理小説)だ。
待てよ、もう売ってしまっているのかも知れないな(笑)
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この写真をみて、『フィンランドみたいなところなあ』と考えました。本当にフィンランドだったにびっくりしました!吉松先生は、いまもフィンランドにいらっしゃいますか。フィンランドはいかがですか。実は、私はヘルシンキに住んでいる音楽学の学生なんですけれど、吉松先生の音楽が大好きです。今年はヘルシンキにも雪が多いです。吉松先生は、ヘルシンキにいったことがいらっしゃいますか。
私は日本語がまだ本当に下手なんですけれど、ご理解ください。(><)
投稿: Lasse | 2010年2月 5日 (金) 05:22
また例によって軽井沢だろうと思っていたんですが、本当にフィンランドだったんですかw
投稿: K | 2010年2月 5日 (金) 05:48
みなさん、雪景色にだまされてはいけません
近くに熱かん酒が飲めるソバ屋があるフィンランドの山荘なんかあるわけないじゃないですか。
ずばり中軽井沢の星野温泉。そうでしょうッ
投稿: ポアロ | 2010年2月 5日 (金) 10:19
あ、実は軽井沢でしたか!
私はいま、本当にばかだと感じます。フィンランド人ですから、ちょっと簡単すぎてこんなはなしを信じました。(笑)
もちろん、フィンランドにもお酒を飲むができて、ソバ屋や温泉もあって…ですが、そんなに普通な店じゃないものです。
でも、この写真を見て…本当にフィンランドみたいなところだとおもうんです。(笑)
投稿: Lasse | 2010年2月 5日 (金) 19:11