CD密談
夜、南平台の料理屋で(先日のコンサートの打ち上げを兼ねてマネージャー女史と一緒に)日本コロムビアの敏腕プロデューサー岡野博行氏と飲む。
彼は、大江光・田部京子・竹松舞・高木綾子・古川展生・藤原道山など多くの演奏家のCDを手がけ、現在のJクラシック(日本の若手演奏家による新しいクラシック)人気をもたらした功労者の一人。
私の「プレイアデス舞曲集」や「優しき玩具」も彼のプロデュースで、とにかく「(普通の人が普通に「良い!」と思えるような)新しいセンスの音楽」を嗅ぎ付けるセンサーが鋭い。
今回のタルカス&アメリカのコンサートも、まだ海のものとも山のものとも付かずクラシック界から完全無視されている段階で「CDにしましょう!」と即断。
アレンジの質も分からず、本番一発勝負のライヴ録音、しかもK.エマーソン氏のOKが出なければNG…というハイリスクに賭けたのは、彼も実はプログレ・マニアだから。
業界のあちこちにまで浸透している(まるでフリーメーソンみたいな)〈隠れプログレ派〉の情熱と友情の輪には、あらためて感謝と畏敬の念を覚える次第。「世界に広げようプログレの輪!」(…チト古いか)(^^;)。
4月には、日本フィルによる冨田勲氏「ジャングル大帝」、および東京交響楽団による佐村河内守氏の「交響曲第1番」のコンサートにも関わっているそうで、こちらはプログレではないが、オーケストラの新しい時代が聴ける期待の演奏会。共にお勧め。
おまけ☆今日のひと言
「女性を…いつまでも年取らずに若く美しく保つ研究って…ほら、何て言いましたっけ?」
「・・・黒魔術・・・?」
…答えは「アンチエイジング」でした(++;)
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