難波弘之氏と対談
The DIGという本のプログレッシヴ・ロック特集号用に、作曲家&キイボーディストの難波弘之氏と対談。
例のオーケストラ版「タルカス」の初演に駆け付けてくださったのが初対面だったのだが、実は全く同い年で、ピアノとの出会いもSFやコミックスやグループサウンズやシンセなどとの出会いも全く同じ。プログレがテーマのはずが、嬉しくて話があちこちとっちらかってしまった。
ちなみに、今も熱狂的なファンが多いこの「プログレッシヴ・ロック」、もともとはポスト・ビートルズ世代による「何でもあり」のロックだったのだが、「プログレ(進歩的)」とジャンル分けされた途端に世界が限定された感も少し。クラシックや民族音楽も交えたもっと壮大な音楽世界に広がると思っていたのだが。「何だか分からない音楽をやっている」と言われるうちが自由でいいのかも知れない。
ただ、今改めてこのジャンルに注目が集まっているそうで、若い後継者たちも登場しているのだとか。ロックにもクラシックにも縛られない「何でもあり」の音楽世界の未来に期待したい。敢えて名付けるなら「ハイブリッド・ミュージック」か。
しかし、キイボードを弾く才能があって歌も歌えてハンサムだと、同じプログレおたくでもこうなるのだなあ…と少し遠い目に…。(いや、お若い!)
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