天才とは何だ?〜ブラームス型凡楽のすすめ
Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」6月号更新。今回は「天才とは何だ?〜ブラームス型凡楽のすすめ」。
むかし、まだ「気違い(以下XXXX)」という言葉がNGワードでなかった頃、ちょっと奇矯なところのある人物を表するのに(犯罪者でも作家でも芸術家でも)すべて「こいつはXXXXだ!」で済ませてしまう先生がいて、凄い違和感を感じていたことがある。
それと同じような感覚に襲われるのは、クラシック音楽界で連発される「彼は天才である!」という言葉だ。モーツァルトでもショパンでも何でもかんでも「天才」と言って切り捨ててしまうのは(いや、切り捨てているわけではないのだが)、どうもなんとも言えないムズムズ感と言うか、違和感がずっと付きまとっている。
というわけで、天才でも何でもないオジサン:ブラームス先生を肴に(失礼ッ!)「天才」の秘密を徹底的やぶにらみ解剖。(妄言多謝ッ!)
*
本文はほぼ書き終え、あとはイラストと付属CDの音源作り。「運命はなぜハ短調で扉を叩くのか」〜調性で読み解くクラシック名曲(サンプルCD付)…というようなタイトルになる予定。出版は8月頃。
*
近々ベールを脱ぐ「タルカス」フィギュアの入った謎の箱。
(それにしても「タルカス在中」って……)
誰が言ったか「タルカスの卵」・・・
« クラシック音楽は……何だ? | トップページ | タルカス〜ジャケ写 »
「音楽考」カテゴリの記事
- 西村朗氏のこと(2023.09.11)
- シンハラ(2022.06.21)
- 微笑む巨匠たち(2020.01.28)
- 正しい助言と怪しい格言(2019.12.09)
- ことばの話・・・3(2019.08.25)
はじめまして・・・
差し出がましく恐れ入ります。
お気づきかもしれませんが・・・
amazonのベストセラーランキング
クラシック部門で大変なことが!?
今現在、タルカス堂々の10位!!
未発売品ではトップであります。
(さらに実は、昼ごろ見たときは辻井さんの2枚他に続き4位でした!)
投稿: ま | 2010年6月10日 (木) 22:56