調性を読み解く
調性で読み解くクラシック…の打ち合わせ。初校の校正およびイラスト&音源のCD-ROMを手渡す。
この本、もともとは「どうしてクラシック音楽は、タイトルにハ長調とかト短調とかでかでかと書いてあるの? 調性ってそんなに大層なもの?」という素朴な疑問への応答で始まった一冊。
でも、それを説明するには、作曲家の技法や楽器の構造、音響学的な理屈、さらには音楽そのものの歴史にも関わってくるわけで・・・。
本来なら、数千ページの「調性概論」とでもいうべき大著になりかねない内容だが、注文は「やさしく」「イラストとCD付き」で「150ページほど」。
で、一年ほど頭かきむしった挙げ句、本日なんとか初校を仕上げて・・・・8月の出版に向けて、最終的な制作が進行中。
ちなみに、ブブゼラは変ロ長調(B♭)。蚊の羽音と同じ・・・
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