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2010年8月31日 (火)

組曲「優しき玩具たち」

Tendertoyss あまりにも不思議な編成のため作曲に七転八倒していた…舘野泉さん演奏生活50周年記念委嘱作品…ようやく完成。

 ちなみに、編成は、クラリネット、トランペット、ヴァイオリン、チェロ、左手ピアノ。
 これは舘野泉さんからの「芸大で同窓のクラリネット浜中浩一&トランペット北村源三両氏(+息子さんたちのヴァイオリンとチェロ)と一緒に演奏できるアンサンブル曲を」というリクエストによるもの。そんな編成の作品はおそらく世界中どこを探しても……あるわけがない!(+ +;)

 というわけで、アンサンブルとしては最初から「ありえない」この組み合わせで…左手ピアノが主人公でありつつ、ゲストであるクラリネット&トランペットとの絡みもあり、祝賀しつつ回想もし、遊びつつもシリアスで、ちょっと笑わせつつちょっぴり泣かせる…という難題に挑戦することになったわけだが・・・

 結局、旧作「優しき玩具」の旋律を狂言回しにして、おもちゃ箱の中の7つの玩具を回想する「展覧会の絵」仕立ての組曲になった。全8曲で20分ほど。op.108。

 もう一曲、共演するメンバー全員(上記の編成プラス、フルート、コントラバス、パーカッション)で演奏可能なアンコール用アレンジ小品も脱稿。曲名は…内緒。

 初披露は、10月22日:札幌、26日:福岡、11月10日:東京、来年2月6日:大阪。コンサートの詳細はこちら

2010年8月29日 (日)

8月末〆切

Skyz 8月末〆切……という仕事の最後の追い込み。

 数日前、少し早めに「出来た!」と思ったのだが、その後、致命的な凡ミスを発見し、結局やり直し中。

 宿題は7月中に全部やってしまって、8月はゆっくりお休み……などという「夢」は、(小学校のとき以来)いつだって夢のまま。

2010年8月26日 (木)

運命はなぜハ短調で扉を叩くのか?

Unmei 調性で読み解くクラシック「運命はなぜハ短調で扉を叩くのか?」(ヤマハミュージックメディア)のサンプル届く。

 調性〜ハーモニー〜Tonality…を肴に、怪しい「音楽論」を展開する奇書?(> <;)

 調性とは何か?
 楽器から見た調性
 科学的に見た調性
 調性の歴史
 調性に関するエトセトラ
 それぞれの調性の特徴と名曲

Unmeis …という全6章の構成で、けっこう真面目に「調性」や「音楽」のナゾに迫っているのだが、なにぶんイラストがこんな→なので、説得力が薄いのが玉にキズ・・・

 名曲サンプル&音源を収録したCD付。

2010年8月25日 (水)

ツレうつ鼎談

Zre_2 人気コミックエッセイ「ツレがうつになりまして」から生まれたCD「ツレうつクラシック」の発売を記念して、しんぶん「赤旗」でツレさん(望月昭氏)&漫画家:細川貂々さんと鼎談。

 今回のアルバムは、クラシック音楽好きのツレさんが、鬱病から抜け出すときに愛聴していた曲を中心に一枚にしたもので、私のピアノ曲(ピアノ・フォリオ、5月の夢の歌など)が第1部。そのあと第2部にシベリウス〜オネゲル〜ショスタコーヴィチ〜と続くあたりに、マニアの視点がキラリ!

Tureutu 単なるクラシック名曲のコンピレーション・アルバムではなく、現代を生きる人へ送るエールのような選曲になっているのが特徴。
 ジャケットのお手製の焼き物人形?も可愛い。

 ツレうつとの出会いについてはこちらこちらのBlogを参照のこと。

 
 そのあと、仕事場に戻って「モストリークラシック」の取材を受ける。

 CD「タルカス」と、東京ニューシティ管弦楽団の創立20周年記念コンサートでの「鳥の三部作(朱鷺によせる哀歌/鳥は静かに/鳥はふたたび)」の上演がらみでインタビュー。

 曲を書く時というのは、ただただ「必死」なだけで、後先のことなどまったく考えていないが、聴いてくれた人、演奏してくれた人、それぞれが心の中で「育てて」くれる。これは本当に作曲家冥利に尽きる幸せだ。

 例えて言えば、生んだっきりすっかり忘れていた娘が、知らないうちに誰かに育てられて大きくなり、お土産たくさん持って訪ねてくる……みたいな?(~..+)?

2010年8月22日 (日)

時代を思う夏

Pfes2010 今夕、日比谷野外大音楽堂で「プログレッシヴ・ロック・フェスティバル 2010」。
 招待されていたし行きたかったのだが、この猛暑の中、野外で3時間…石の椅子に座って…大音量を聞き続けられる自信はとてもなく、断念。

 四人囃子・ルネッサンス(アニー・ハスラム!)・スティーヴ・ハケット(ジェネシス!)…の名前に釣られて行く人というと、聴衆は50〜60代がメインのはずだが、体力的に大丈夫だったんだろうか?(さすがに「座って」聞いていた…とは思うけれど)

 世代から言うと、天地真理・南沙織・麻丘めぐみが3人揃ってコンサートやるようなものだからなあ(++)

 夜、渋谷のHMVが閉店し、20年の歴史に幕。
 
 時代……を感じさせた真夏の一日。

2010年8月21日 (土)

煮詰まり中の夏

Allwork しばらく「原稿」&「イラスト」モードになっていた頭を「楽譜」モードに切り替える。
 ただし、切り替えても仕事自体はすべて同じMacの中。机の向きも座る向きも1センチと変わらない…というのが21世紀風。

          * 

 この国は、夏になると毎年、季語のように「あの戦争」に思いを馳せる。「ゲゲゲの女房」の水木サンも、今週ちょうど戦地で片腕をなくす話。笑って話せる話ではないのに、笑って話す姿に泣けて仕方がなかった。

 でも、この国を守るために命を賭けた人たちに、この国は冷たい。戦時中、九死に一生を得て生還したのに上官に「なぜ生きて帰ってきた。死んで来い」と言われたという(水木サンも語っていた)良く聞く話の不条理は、今も変わらない。なにしろ、国土と母とを守るために死にに行ったのに、守ったはずの自分の国の政治家たちに「近隣諸国に迷惑を掛けた加害者」扱いされているのだから。

 そうでなくともこの国は、国の礎のはずの「二〇代から三〇代の男性」に冷たい。「男社会」などと騙されているが、実は有史以来「男は消耗品」。元々は繊細で心優しいコを、煽てて騙して「使い捨て」に耐える「一人前」に育て上げるのが人間社会。それなのに、女性や子供や老人の保護は語られても、肝心の「国を作ってゆく男のコ」たちは今やほったらかし。可哀想になってくる。

 これは、おそらく「こんな国のために命を賭けたくない」…と思う若い男のコたちを育てることで、国家を去勢する壮大な計画なのだろうな。
 それなら、それは大成功。おかげで、今、こんな国になっている。

2010年8月18日 (水)

ホラーの夏

Texaschainsaw_2 こう暑いと、怪談「ちょっと怖い話」くらいでは涼しくならないので、夜中にケーブルTVで録画してあった電動ノコ男の新作2本を見る。

 昔はこういうB級でスプラッター&スラップスティックなホラー映画は結構好きだったのだが…、さすがにもうダメだ。怖さとかグロテスクさとかを楽しむ以前に、すぐくたびれて「もういいや」になってしまう(++;)

 なるほど「激辛」とか「恐怖」とか「前衛」に挑戦して面白がれるのは、若さの特権だったわけだ。
 若者よ、タニシを抱け。バカが出来るのは今のうちだ。

2010年8月16日 (月)

猛暑見舞い

Seaq 原稿と楽譜にかまけて
 気が付くと、
 今月に入ってから、
 外に出たのは……3回だけ。

 下界はさぞ暑いのだろうな。

2010年8月13日 (金)

FMシンフォニーコンサート9月分収録&暗号解読

Fmsymq 世の中がお盆でお休みの中、NHK403スタジオで「FMシンフォニーコンサート」9月分1本の収録。

 9月12日(日):ビゼー「アルルの女」より、ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」、ベルリオーズ「幻想交響曲」。演奏は、ミシェル・プラッソン指揮東京フィル。

         *

Homes 幻想交響曲を聴いている間、55分間ほどヒマだったので、ネットで見つけた「暗号」に挑戦してみる。

 HOME'Sという不動産会社が宣伝を兼ねて出している問題で、この奇妙なマンション?の間取り図→に「暗号」が隠されているのだそうだ。


 一見して分かるのは、(玄関を含めると)5つの部屋があり、すべての部屋を通らないと一番奥の部屋にゆくことが出来ない変な間取りになっていること。

 すべての部屋は(最初と最後の部屋以外)L字型をしていて、これはどうやら「日本列島」の形を模しているような気がする。(玄関から入って、最初の部屋が九州、その下が四国、大きい3ブロックからなる部屋が本州、一番奥が北海道)

Homes2 おそらく順番に5つの部屋があるのだから、「5文字」の暗号。試しにそれぞれの部屋の「広さ」を数えてみると、最初の玄関が2畳、順番に7畳、2畳、7+7+7畳(21畳)、8畳…となる。

 ということは、この数字「2・7・2・7/7/7・8」が暗号のキーのはず。
 そこで、これを単純にアルファベットの順番に置換してみると「B・G・B・U・H」。ちょっと違う。


 ここで、ちょっとズルをして、問題を出す方の心理から考えてみる。宣伝で作った問題なのだから、答えは「商品名」か「会社名」である可能性が大きい。それで5文字。

 ということで、試みに「HOME'S」の5文字を当ててみよう。

 最初の玄関の2畳が「H」。これは上がり口の横線が引いてあるので「H」という字に読めなくもない。
 そこから入るとまず「7」畳、そして下の部屋へ。
 Hからアルファベットを7つ下がると「O」。
 次の部屋が「2」畳、そして上の部屋へ。
 Oからアルファベットを2つ上がると「M」。

 さて、次の7+7+7畳(そして横の部屋へ)をどう数えるのか?。この部屋だけぶち抜きになっているので、何らかの形で「E」と「’(ダッシュ)」が隠れているとしようか。

 すると、最後の「8」畳はデッドエンドなので、アルファベット外の「’」から8つ「戻る」と’・Z・Y・X・W・V・U・T・Sで「S」。
 少なくとも「HOME'S」の文字が隠れていることは確かなようだ。

 と、ここで「幻想交響曲」終了。

2010年8月10日 (火)

夏休み総力特集「ロックmeetsクラシック」

Tarkusqr Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」8月号更新。

 今回は、夏休み総力特集「ロックmeetsクラシック」。

 タルカスのオーケストレイション解題、
 ロックmeetsオーケストラの名盤紹介付き。

2010年8月 8日 (日)

プログレッシヴ写楽

Progre_2 一日だけ夏休み。NHK-FM「今日は一日プログレ三昧」を聴きながら、島田荘司「写楽 閉じた国の幻」を読む。

 夏休みに読むのを楽しみにとっておいた、島田荘司氏の新作は686ページの大著。子供を事故で亡くした男が、ひょんなことから写楽の謎(写楽とは誰だったのか?)に肉薄する……という話なのだが、さすが島田センセというべき「アッと驚く謎解き」が展開。驚きの「写楽=○○説」の最新仮説が登場する。

 その驚愕の正体は本書を読んでいただくとして、確かに浮世絵というのは、原画を描く「絵師」がいて、その絵を元に版木を彫る「彫り師」、そしてそれを刷りあげる「刷り師」がいる。
 ということは、原画がもし「モナリザ」だったとしても、一級の版下絵師と彫り師と刷り師の手を経れば、それらしい「浮世絵」になることは充分あり得る。
 写楽のあのデフォルメされたユニーク極まりない絵柄は、浮世絵にも歌舞伎にも素人の「予想外の人物」の手によるものだったからこそ…という説はかなり説得力がある。

 さらに、この新説、「なぜ写楽個人に関する記録どころか伝聞すら皆無なのか」という点も納得させるのが重要ポイント。そして実際に、当該人物が写楽の活躍した1794年の江戸にいた…と判明するくだりは、もはや小説なのか史実なのか分からなくなるほどの衝撃だ。
 もっとも、真面目に研究している学者からは総スカンを食いそうな奇説だし、もしこれが真相なら日本美術史の常識を覆す大スキャンダル。そうそう簡単に賛同する人は出ないだろうけれど。

 ちなみに、冒頭で謎の浮世絵下図に「鬼は外、福は内」とオランダ語で書かれていた……という下りで、もしかしたら「写楽はゴッホだった」と言うんじゃないだろうな!と思わず妄想。(ちなみに、写楽の活躍年は1794年。ゴッホは1853年生まれで1890年没。生きた年代が100年近く違う)

 でも、御手洗潔が主人公だったらやりかねなかったんじゃなかろうか。

2010年8月 7日 (土)

優しくない夏の玩具たち

Tendertoysa 真夏の暑さの中、組曲「優しき玩具たち」(舘野泉さん演奏生活50周年記念委嘱作)鋭意制作中。

 クラリネット、トランペット、ヴァイオリン、チェロ、左手ピアノ…という(世にも不思議な)編成で、プロムナードで始まって小品が7曲続くという「展覧会の絵」みたいな構成。


 □本日、気に入ったひと言。

 人は「食べるために働く」のではない
   「働くために食べる」のだ。

 BS番組で宮崎駿氏がふと漏らした民族学の宮本常一氏のことば(らしい)。

2010年8月 5日 (木)

インストア・イベント@渋谷タワーレコード

Tower 渋谷のタワーレコードで、CD「タルカス〜クラシックmeetsロック」の発売記念インストアイベント、トーク&サイン会。

 東京フィルのコンサートマスターで今回の企画の立役者でもある荒井英治氏と二人で、プログレ談義およびタルカス編曲秘話を語る。
 それから大きな声では言えない(政治&著作権がらみの)裏事情打ち明け話も少し。
 
 後半、ピアノ協奏曲版「アメリカ」でソロを担当した中野翔太氏と、フィギュアのタルカスくんも加わって、最後はサイン会。
 版権やら何やらで公には見せられない「タルカス」と「アメリカ」のスコアも展示公開。たくさんの方々のご来場ありがとうございました。

Mrtarkus 右の写真は、ファンの方(女性)からもらったお手製のタルカスくんストラップ。
 ぶら下げて歩いていたら、「あれ、欲しい。どこで売ってるんですか?」といたく好評。

 ジャケット出演したフィギュアのタルカスも「可愛い!」と大人気で、記念写真する人、多数。
 気のせいか、何だか笑っているようにも見えるのがおかしい(^^)。

2010年8月 3日 (火)

お知らせ

Arai 8月5日(木)19:00より
 トーク&サイン会
 タルカス&プログレを語る

 渋谷タワーレコード6Fにて
 出演:吉松隆、荒井英治(東京フィル、コンマス)
 

2010年8月 2日 (月)

記者会見

Tatenos_2 舘野泉さん演奏生活50周年記念公演の記者会見に出席。

 10月から始まる記念公演ツアー(札幌〜福岡〜東京〜大阪)で、新作「優しき玩具たち」(クラリネット、トランペット、ヴァイオリン、チェロと左手ピアノのための)を披露するので、そのお話を少し。

 ちなみに舘野さんは、先週フランスのセヴラック音楽祭で公演し、今週は大阪でコンチェルト、その後フィンランドへ飛んで夏の間にCD3枚録音、9月はリサイタルで全国を回り、秋からは上記のコンサートツアーとか。

 もはや「お元気」というレベルを超えて「超人的」。私のような夏バテ作曲家の及ぶ境地ではございません。


 *下の写真は、手前からトランペットの北村源三氏、クラリネットの浜中浩一氏、舘野さん、私、ピアノの平原あゆみさん、作曲の末吉保雄氏)

2010年8月 1日 (日)

forScore

Forscore_2 iPadの楽譜を読むアプリ「forScore」がバージョンアップしていた。

 唯一不満だった「拡大」機能が付いたのと、もうひとつ直接ネットに繋がる機能も付加されたのだが、これが凄い。

 どこが凄いかというと、「Get New Score」というボタンを押すと《IMSLP》のような楽譜公開サイトに繋がり(もちろんリンクの設定は必要だが)、そのまま楽譜のPDFデータを「ゲット」できること。

 今までは、楽譜データをダウンロードしてPDFにまとめた後、iTunesを通じて読み込む必要があったが、文学における「青空文庫」のように、そのまま読めるようになったわけだ。

 つまり、iPadひとつ持っていれば、クラシックの楽譜はほとんど無料で手に入ることになる。ほとんどド●えもんの「どこでもスコア!」の世界である。

 嗚呼、こんな魔法のような道具が、若い頃あったら・・・

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