ツレうつ鼎談
人気コミックエッセイ「ツレがうつになりまして」から生まれたCD「ツレうつクラシック」の発売を記念して、しんぶん「赤旗」でツレさん(望月昭氏)&漫画家:細川貂々さんと鼎談。
今回のアルバムは、クラシック音楽好きのツレさんが、鬱病から抜け出すときに愛聴していた曲を中心に一枚にしたもので、私のピアノ曲(ピアノ・フォリオ、5月の夢の歌など)が第1部。そのあと第2部にシベリウス〜オネゲル〜ショスタコーヴィチ〜と続くあたりに、マニアの視点がキラリ!
単なるクラシック名曲のコンピレーション・アルバムではなく、現代を生きる人へ送るエールのような選曲になっているのが特徴。
ジャケットのお手製の焼き物人形?も可愛い。
ツレうつとの出会いについてはこちらとこちらのBlogを参照のこと。
そのあと、仕事場に戻って「モストリークラシック」の取材を受ける。
CD「タルカス」と、東京ニューシティ管弦楽団の創立20周年記念コンサートでの「鳥の三部作(朱鷺によせる哀歌/鳥は静かに/鳥はふたたび)」の上演がらみでインタビュー。
曲を書く時というのは、ただただ「必死」なだけで、後先のことなどまったく考えていないが、聴いてくれた人、演奏してくれた人、それぞれが心の中で「育てて」くれる。これは本当に作曲家冥利に尽きる幸せだ。
例えて言えば、生んだっきりすっかり忘れていた娘が、知らないうちに誰かに育てられて大きくなり、お土産たくさん持って訪ねてくる……みたいな?(~..+)?
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