鳥の三部作
猛暑の午後、池袋の芸術劇場へ東京ニューシティ管弦楽団の創立20周年記念演奏会を聴きに行く。
曽我大介氏の指揮で「鳥」づくしのプログラム。ハイドン:交響曲第83番「雌鶏」、私の「朱鷺によせる哀歌〜鳥は静かに〜鳥はふたたび」、レスピーギ:組曲「鳥」、ストラヴィンスキー組曲「火の鳥」。
朱鷺〜鳥しず〜鳥ふた…の3曲を続けて演奏する、というのは指揮の曽我氏のアイデア。(ちなみに、「鳥はふたたび」はフィンランドの音楽祭で彼によって初演された曲)。
3曲とも静かでゆっくりの(しかも、モチーフや構成もほぼ同じ)曲なので、続けて演奏して約30分というのは、(CDならともかく、コンサートでは)聴いていてどうなのだろう?とちょっと心配だったが、演奏の美しさでなんとか救われた感じ。
それにしても、9月に入ったというのに東京は相変わらずの猛暑。そんな中での「鳥づくし」コンサートに、指揮者と開口一番、「これじゃあ、焼き鳥のコースだね」「最後は火の鳥ですし」…というブラックな会話が。(「それはトークの時に言わない方がいいですよ」とマネージャーに釘を刺されつつ)
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や・・・焼き鳥に寄せる哀歌・・・
投稿: 月注斎 | 2010年9月 5日 (日) 22:17