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2010年10月

2010年10月28日 (木)

Art of Koto

13189300dpi 拙作「夢あわせ夢たがえ」が収録されている米国盤の新譜CD「Art of Koto」(celestial harmonies 13189-2)をもらう。

 二十絃箏の吉村七重さんが、アメリカのCD会社Celestial Harmoniesと制作している「the art of koto」の第4集で、今回の編成は、二十絃ソロ+横笛、尺八、笙、十三絃箏、十七絃箏、打楽器。(ちなみにオリジナル版は、二十絃箏+クラリネット、ヴァイオリン、チェロ。+室内オーケストラ版もある)。併録は三木稔氏のコンチェルト・レクイエム。

 しかし、いまだに海外で「日本音楽」というと、こういうジャケットのイメージなのだな。

2010年10月27日 (水)

題名のあるタルカス

Unknown オーケストラ版タルカスを紹介してもらうことになった「題名のない音楽会」の構成の打ち合わせ。

 確か「独断と偏見」という言い方、この番組の初代司会者:黛敏郎氏が言い始めたんじゃなかったろうか。番組が始まった60年代当時はまさしく「オーケストラを使った(独断と偏見の)過激な知的音楽バラエティ」という感じだった。

 以後、まったく視聴者に媚びない黛敏郎氏の鋭角的な視点と、どんな音楽でも片っ端からオーケストラで鳴らしてしまう編曲陣(山本直純、鈴木行一氏ら)の凄さには本当に心服したもので、その点、確かにオーケストラ化された「タルカス」はこの番組向きなのかも知れない。

 ただ、30分番組という性格上、一曲まるまるやっておしまい、というわけにはいかないらしく(全曲でも20分くらいなのだからやってもいいのだが…)、何かバラエティ仕掛けになるはず。
 収録は11月25日。

2010年10月21日 (木)

鬼が笑う仕事

Onia 来年以降の(鬼が笑う)仕事の相談。
 定年前の大仕事……か?。


 ☆おまけのタルカス情報:オーケストラ版「タルカス」再演。11月25日(木)「題名のない音楽会」公開収録@文京シビックホール。佐渡裕指揮東京フィル。詳細および観覧希望はこちらへ。

Mrtarkusq 写真→はファンの方から届いた力作タルカスワッペン。
 そのまま商品化できそう。

2010年10月19日 (火)

FMシンフォニーコンサート11月分収録

Fmsymq とうとう短くて遅い夏休みも終わってしまい……NHK405スタジオで「FMシンフォニーコンサート」11月分1本の収録。

 11月7日(日)放送分:ショパン「ピアノ協奏曲第1番ホ短調」(p:仲道郁代)、ベートーヴェン「交響曲第5番ハ短調」。渡邊一正指揮東京フィル。

Portraitd 休みの間、ひさしぶりに少し歩き回ったせいか、東京に戻っていきなり左脚の肉離れを再発。足を引きずる羽目に(><;)

 しかし、ゆっくり歩くと、町の風景もちょっと違って見えるものだな(…と負け惜しみ)

2010年10月15日 (金)

紅葉中

2 今回は大量の「本」や「楽譜」を持参せず、鞄の中にiPad(+MacBook)だけを詰め込んでの夏休み。

 まずは、ホテルのLAN回線に「AirMacExpress」を繋いで部屋を無線環境にし、ネットへの接続、メールの送受信共に問題なし。
 本は「i文庫HD」と「eBook」で読む。どんな本でも…というわけにはいかないが、自炊してある愛読書のほか推理小説やコミックスなどかなり大量の作品が読める。新聞は「産経新聞HD」が毎朝更新される(チリ炭鉱のニュースは号外が出ていた)。

 思い付いた楽想は「Pocket Piano」で弾いてみて「FastFinga」にメモ。原稿のアイデアや雑感などは「瞬間日記」へ。
 自作のスコア(PDF)は「forScore」に最新の20曲ほどが入っているので、メールで確認や校正が来た時は(仕事場の楽譜棚をひっくり返さなくても)対処できるし、主だった作曲家たち(シベリウスやベートーヴェンなど)のスコアも「i文庫HD」に30冊(外付けの携帯HDに100冊)ほど収納。

 ただし、共に大きな容量のスコアになると、突然ページがめくれなくなったり不安定になるのが玉に瑕。ピアノ曲などは問題ないが、容量が20〜30MBあたり(ブルックナー、マーラークラスの交響曲)を超えると動きが鈍くなり、フリーズしてしまう。iPadのRAMが256MBと少なめのせいらしい。

 夏休みに寝転んで読むには良いが、コンサート本番で紙の楽譜の代わりに使うのは、まだまだ危険が大きすぎる。iPadを指揮台に載せて指揮してみようなどと考えている方はご注意を!

2010年10月13日 (水)

遅すぎる夏休み

Aki というわけで、ようやく「夏休み」。

 あまりに遅いので、もうあちこち紅葉が始まっている(+ +;)。

 宿泊しているホテルの人に「お仕事ですか?」と聞かれて、「いえ、夏休みなんです」と答えたら、世にも不思議そうな(気の毒そうな)顔をされてしまった。

 折しも、チリの炭鉱事故で69日ぶりの生還劇が始まる。
 地下700メートルに三ヶ月閉じ込められることを思えば、仕事場に四ヶ月缶詰になることくらい何でもない。拍手。

2010年10月12日 (火)

夢詠み

Yumeyomi_3 二十絃の吉村七重さんのために書いていた「夢詠み」op.110の楽譜を仕上げ、これで夏の間かかりきりだった3部作(優しき玩具たち、マリンバ協奏曲「バード・リズミクス」、夢詠み)ようやくすべて完成。

 午後、銀座で「優しき玩具たち」の初リハーサル。pf:舘野泉、cl:浜中浩一、tp:北村源三、vn:ヤンネ舘野、vc:舘野英司のみなさん、変拍子に七転八倒(++;)

「優しき」玩具…なれど、「易しき」玩具ではないのである(…と、そんなオチをつけるために付けたタイトルではないのだけれど)

2010年10月10日 (日)

鳥たちの作曲法

Earthq_2 Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」10月号更新。

 今回は、この夏に書いた2つの作品…
 組曲「優しき玩具たち」op.108と…
 マリンバ協奏曲「バード・リズミクス」op.109…
 を巡る(回想と愚痴?の)「鳥たちの作曲法」。

 そもそも作曲を志した若い頃は「どうせ三十代後半くらいで貧乏のまま死んじゃうんだろうな」…というくらいの未来のヴィジョンしかなかったものが、そろそろ還暦を迎えようとするこの歳までぬけぬけと生き残り、巨万の富を築き(…冗談ですよ、冗談!(~~;)、なぜかコンピュータ三昧しているとは、完全に「想定外」。

 このチープなんだかディープなんだか分からない現在は、何の冗談なのか? 
 その秘密に迫る(…かも知れない)。

2010年10月 8日 (金)

70万Hit

70manhit 朝、ひさしぶりにホームページを開いたら、カウンターが「700,000」のピタリ賞。(^o^)¥

 ご愛顧に感謝。(ちなみに、開設は2002年3月)

 最近「NEWS」のページ以外ほとんど更新していなかったが、この秋にはエッセイやイラストなど順次追加アップして行く予定。

2010年10月 5日 (火)

バード・リズミクス(鳥リズム法)

Marimbacon この夏かかりきりだったマリンバ協奏曲「バード・リズミクス(鳥リズム法)」op.109 ようやく仕上がる。(ただし、最終チェックが残っているので、脱稿まではあと少し)

 曲は全3楽章23分ほどで、全編、極彩色の鳥たちの歌とアフリカのリズムの饗宴。
 今年の「夏」のあの暑さがしっかり刻印されていると言うか、絶対「冬」には作曲できないタイプの音楽になっていると言うか(…要するに、頭が完全に亜熱帯になっているのだナ…(++;)

Finish 初演は、11月27日(土)京都にて、三村奈々恵さんの独奏、飯森範親指揮京都交響楽団(来年、山形および東京でも再演の予定)

 詳しくは、次回の「音楽探偵事務所(10日更新予定)」で。

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