題名のあるタルカス
オーケストラ版タルカスを紹介してもらうことになった「題名のない音楽会」の構成の打ち合わせ。
確か「独断と偏見」という言い方、この番組の初代司会者:黛敏郎氏が言い始めたんじゃなかったろうか。番組が始まった60年代当時はまさしく「オーケストラを使った(独断と偏見の)過激な知的音楽バラエティ」という感じだった。
以後、まったく視聴者に媚びない黛敏郎氏の鋭角的な視点と、どんな音楽でも片っ端からオーケストラで鳴らしてしまう編曲陣(山本直純、鈴木行一氏ら)の凄さには本当に心服したもので、その点、確かにオーケストラ化された「タルカス」はこの番組向きなのかも知れない。
ただ、30分番組という性格上、一曲まるまるやっておしまい、というわけにはいかないらしく(全曲でも20分くらいなのだからやってもいいのだが…)、何かバラエティ仕掛けになるはず。
収録は11月25日。
« 鬼が笑う仕事 | トップページ | Art of Koto »
「仕事&音楽」カテゴリの記事
- お知らせ@市民講座(2024.10.12)
- 対談@都響WEB(2024.09.20)
- 草津の夜(2024.08.30)
- Finaleのフィナーレ(2024.08.27)
- 草津音楽祭オープニング(2024.08.17)
タルカス再演・・・ということで、是非!是非!聞き入れて頂きたいことがあります。
CD化された初演では、リズム(ビート)がかなり突っ込み気味(いわゆる前ノリ・・・とくに大太鼓?)だったので、もうすこし「タメ」をきかせたノリで、是非!!お願いします。
全体の速さ、スピード感や疾走感はいいのですが、その辺がちょっと気になりましたので。
あまりにも素晴らしい作品、演奏なので、敢えて苦言を呈させて頂きました。
前ノリとか、タメとかはロックの世界で、クラシックの世界では言い方は違うのかどうかは判りませんが、お解かりいただけると思います。
失礼なことを申し上げましたが、より良い作品になるため、是非御一考をお願いいたします。
投稿: 加藤 剛 | 2010年11月18日 (木) 16:25