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  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。
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    ・NHK-FM 毎週日曜日19:20~20:20放送。毎月第1-2日曜日(+α)東京枠解説担当。
    ・05月07日/14日/21日

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2010年11月16日 (火)

FMシンフォニーコンサート12月分収録

Fmsymq NHK405スタジオで「FMシンフォニーコンサート」12月分1本の収録。

 今回は、マーラーの交響曲第5番嬰ハ短調。指揮:コンスタンティン・トリンクス。
 この曲、今でこそ「名曲」に数えられているが、私がクラシックを聴き始めた頃は「支離滅裂な作品(ハッキリ言って駄作)」という評価しか与えられていなかった。私も初めてバーンスタイン&ニューヨーク・フィル盤で聴いた時、その場で即「マーラー嫌い」になった(~ ~)。オーケストラの側がまだマーラーのスコアの鳴らし方のコツが分からなかったこともあるのだろうか。
 しかし、第4楽章の「アダージェット」をヴィスコンティが映画「ベニスに死す」(1971)で耽美的BGMとして使い、カラヤンが美音の極致で録音(1973)してから決定的に評価が変わった。要するに作曲家だけの力では「名曲」は生まれないのである。

Alma ちなみに、今回この曲をスコアを見ながらじっくり聴いていて改めて気付いたのは、この「アダージェット」というのは極めて性的な…敢えて言うならSEXのオーガズム曲線で出来ている…かなりイヤらしい音楽だということ。
 40歳まで(ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーと並ぶ)「花の独身組」だった純情男マーラーの音楽に、この第5番以降くさびのように食い込んでくる若妻アルマという「ミューズ(音楽の女神)」の存在に改めて背筋が冷たくなる。

 もちろん放送ではそんなイヤらしい話はしません。念のため(^ ^)。放送は12月12日(日)…か、あるいは特別番組が入った場合は来年の1月になる予定。

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