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2010年11月27日 (土)

マリンバ協奏曲「バードリズミクス」初演

Kyokyo 京都市交響楽団定期演奏会@京都コンサートホールで、マリンバ協奏曲「バードリズミクス」初演。指揮:飯森範親、独奏:三村奈々恵。

 プログラムは西村朗「桜人〜さくらびと」(花)、吉松隆(鳥)、(森をイメージした自然賛歌の)ブラームス交響曲第2番…という「花鳥風月」並び。
 紅葉シーズンの秋の京都らしい(?)曲目……のせいか、指揮者&ソリスト人気なのか、ホールはぎっしり満員の盛況。

 本日世界初演のマリンバ協奏曲(三村奈々恵さん委嘱作品)は、ギター協奏曲(1984)以来伝統の「恵まれない楽器のためのコンチェルト・シリーズ」最新作。
 急緩急の「教科書的三部形式コンチェルト」の形を模しつつ、鳥の歌のシャワーに始まり、変拍子で疾走し、ロマンチックな歌を歌い、乾いたスケルツォを踊り、最後は熱狂のフィナーレに至る…という(毎度おなじみの)仕上がり。
 三村さんおよび京響の熱演もあって、演奏後はブラヴォーがずいぶん飛び交い、大成功の部類。三村さん共々何度も舞台に呼び戻される。

Koyo 終演後は、紅葉も見ずパーティも失礼して、そそくさと東京へ戻る。(でも、前の日にしっかり永観堂禅林寺の紅葉ライトアップは見たのだけれど→)
 ああ、今度京都の紅葉を見られるのは何時の日か……。

 ちなみに、再演は来年1月22/23日:山形交響楽団定期演奏会。東京では5月に東京フィル「響きの森コンサート」にて上演の予定。

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コメント

文京シビックホールでのタルカスに続き、京都まで馳せ参じました。
拍手大喝采の世界初演に感激ひとしおです。

「恵まれない楽器のためのコンチェルト・シリーズ」、チェレスタやパイプオルガンが待っていますよ。
エレキギターやオンドマルトノ、テルミンなどの電気楽器系も未開の広野です。
次の交響曲も待ち遠しいけれど、コンチェルトでやりたい放題是非やっていただきたいものです。

ぶらぼーー!
もう一度聴きたーい

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