ハイドン博士の音響合成マシン
Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」11月号更新。
今回は、電子音楽〜コンピュータ〜シンセサイザーの黎明期の回想に絡めて、ハイドンの弦楽四重奏とオーケストラを語る「こじつけ&やぶにらみ音楽論」。
でも、かれこれ30年以上も前、4チャンネルの音響モジュールが出た時「ああ、これは弦楽四重奏だな」と思ったし、コンピュータ制御のシンセサイザーが登場した時「これはオーケストラそのものじゃないか」と感じたのは事実。
つまるところ作曲家というのは、今も昔も、音響合成マシン(オーケストラ&シンセサイザー)に楽曲データを入力する「プログラマー」なのである。
そして、彼が見る夢こそが「音楽」なのだ。
たぶん。
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