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2010年12月17日 (金)

再来年のTiger

Kiyomori 以前「鬼が笑う仕事」としてちらっと書いたのだが、実は、再来年(2012年)のNHK大河ドラマ「清盛」の音楽を担当することになった。
 
 放送が始まるのは再来年なので、確かに鬼が二匹ほど笑いそうだが、撮影のクランクインは来年の夏。そして、その頃までにフルオケのテーマ曲を含めた音楽を数十曲ほど収録しておかなければならないというから、新年早々にはそろそろ作曲に取りかかる必要があり、あんまりのんびりしてもいられない。
 というわけで、夜、プロデューサー氏らとうちのマネージャーとが顔を揃えてざっくり打合せの会。 

 時代としては、12世紀の平安末期。その頃、どんな音楽が鳴っていたのだろう?…といろいろ調べ漁ってみたが、もちろん当時の録音などあるわけもなく、文字で書かれた文献はあっても肝心の「音」の資料はほとんどない。
 平家物語と言えば、例の「祇園精舎の鐘の声〜」で始まる琵琶語りが有名だが、あれは平家が滅びて後の話なので、清盛の時代は存在していない。そもそも、諸行無常もワビさびもまだ日本人の心に芽生えておらず、「能」や「歌舞伎」すら影も形もない時代なのだ。

 にもかかわらず、この時代(文献を読むと)、みんなよく笛を吹き、琴を弾じ、歌を歌い、舞いを舞う。
 特に、この時代に流行っていたのが「今様(いまよう)」というタイプの歌(音楽)で、これは、それ以前の「古い歌(神楽歌や催馬楽)」に対して「ナウい音楽(New Music)」という意味。ということは、意訳すればそのままずばり「プログレッシヴ(progressive)」。
 清盛の時代は「プログレ」だったのだ!(^_^;)

 さて、平安末期のプログレは、どんな音楽だったのだろう?
 …と、夢は枯れ野を駆け巡る。

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大河ドラマ」カテゴリの記事

コメント

Nコン課題曲の前に大河ですか!!!
素晴らしいですね!!大興奮しております!!happy02

生まれて初めて大河ドラマをちゃんと見る事になりそうですwave

脚本が「ちりとてちん」の藤本有紀さんと聞いて万歳!
音楽が吉松さんで万々歳です!!
気が早いですが、サウンドトラックの発売日を今から心待ちにしています。

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