フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

リンク

« 12tone | トップページ | 冬日記 »

2011年1月13日 (木)

夢あわせ@101studio

Nhk101 NHK101スタジオにて「夢あわせ夢たがえ」(邦楽版)収録。

 二十絃箏(吉村七重)、笛、尺八2、笙、十三絃、十七絃、打楽器…という8人編成で、全5章のうち中の3章(木の夢・雲の夢・火の夢)の抜粋。

 この曲、もともとは二十絃箏と洋楽器(クラリネット、ヴァイオリン、チェロ)のために書いた曲なのだが、吉村七重さんからの「邦楽器だけで出来ないかしらん?」という依頼で、この編成になったもの。

 ところが、この編成で聴くと、誰も元が洋楽器だとは信じられない(作曲者当人も)。そのあたりが、実に音楽の面白いところ(…というのか、私の曲のいい加減なところ…というのか (^ ^;)

 ちなみに、この曲には、二十絃箏と室内オーケストラによるヴァージョンもあって、これも「オーケストラと出来ないかしらん?」という依頼で書き直したもの。まだドイツでしか演奏していないが、個人的にはそれも結構気に入っていたりする。

 音楽は、一音変えただけで壊れてしまうデリケートさを持っているくせに、丸ごと挿げ替えても壊れないしたたかさをも持っている。その不思議な世界で遊べるのが「作曲」の醍醐味。

 放送は、NHK教育テレビ「芸能花舞台」2月3日(木)。再放送6日(日)の予定。

« 12tone | トップページ | 冬日記 »

仕事&音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 12tone | トップページ | 冬日記 »