ヴィヨン&ジストニア
ヴィネット改訂稿に続いて、Vつながり?で映画「ヴィヨンの妻」の音楽のピアノ版(4つの情景)を制作中。
ピアノ用に書いたものではない音楽を、ピアノ用に「翻訳」するというのは…何か錬金術を扱うみたいな妖しい気分になれて、ちょっと楽しい。
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■左手のピアニストとして活動中の若い音楽家:智内威雄さんより、ジストニアという病気に関する翻訳研究書の出版についてのお願い。
ジストニアは、指が動かなくなる(あるいは痙攣する)というような運動障害の症状が出る原因不明(おそらく神経系)の病気で、音楽家(特にピアニストやヴァイオリニストそしてギタリスト)にとっては致命的な難病(彼もその罹患者)。しかし、日本ではほとんどその実態は知られておらず、専門の研究書もないのが現状。
そこで、スペインの医師たちが書いた「音楽家のジストニア」という本を音楽出版社より翻訳出版し、病気で悩んでいる音楽家たちや音楽関係の人たちに正しくこの病気のことを知ってもらいたいとのことです。
詳しくは、彼のホームページで。
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