マリンバ協奏曲@東京初演
文京シビックホール〈響きの森クラシックシリーズ〉にて、マリンバ協奏曲「バードリズミクス」東京初演。
Marimba:三村奈々恵、藤岡幸夫指揮東京フィル。
元々は、海外や地方の小さなオーケストラと(少ないリハーサルでもすぐ)演奏できるような…易しくていくぶん小振りでシンプルなコンチェルト…を注文されていたような気がするのだが、昨年の猛暑で妄想が肥大。全3楽章で30分を軽く超えるグランド・コンチェルトになってしまった。
弦はピチカートの嵐だし(最初は全編ピチカートだけ!という仕様も考えていたほど)、パーカッションは完全にラテン系のノリだし(まともに叩くと掌が真っ赤に腫れてしまうので危険)、ソロパートは……ほとんど休みなしで叩きっぱなしだし。(すみません。作曲家は「演奏家の都合」などということは微塵も考えないのです)
そんな難曲にもかかわらず、初演以来伝統の「完全暗譜」で超絶演奏を聴かせてくれた三村奈々恵さんに拍手。
でも、演奏技巧と共にかなり体力を要するため、腕や肩にかなり筋肉が付いてしまうのが難点とか・・(>_<)。女性演奏家にとっては別の意味で難曲・・・?
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10年来のファンですが、今回初めてコンサートに行かせて頂きました。
吉松さんご本人をお見かけできれば良いなと思っていましたが、
ホールの入り口に普通にいらっしゃってビックリしました(笑)。
マリンバ協奏曲は良かったです。
自宅でも気軽に楽しみたいので、早くCD化される事を願っています。
投稿: toshio | 2011年5月23日 (月) 12:34