青少年のための「未来」入門
Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」6月号更新。今回は、若い人たちによせる老兵の繰り言「青少年のための〈未来〉入門」。
先日、ベルリンフィルの定期演奏会を指揮した佐渡裕さんの熱血ドキュメンタリーをTVで見たのだが、彼は小学生の時から「ぼくはベルリンフィルを振る指揮者になる!」と宣言していたそうな。
その夢は今回、ほぼ40年越しに実ったわけだが、当時、その成功率は何%くらいだと思っていたのだろう?
私も、高校の頃「交響曲を5つ書く!」と宣言していたが、成功率は・・・・うーん、正直なところ1%以下だと思っていた。さらに、生きているうちにそれを自分の耳で聞けて、しかもレコード(CD)化されるなどというのは、コンマ何%以下の「夢のまた夢」だと思っていた。
でも、決してあきらめず一生かけて念じていれば、意外と夢は叶うものだ。
で、叶ってしまうと「そんな小さな夢ではなく、もっと上を」目指したくなる。
とにかく「夢」を見、そして、持つことだ。
未来はそこから始まるのだからね。
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まあ、どんな人間も2億5千万分の1の確率で受精した精子から誕生しているわけで、それと比べたら「99%ありえない」というのは相当大きな成功率ではあります。
投稿: K | 2011年6月10日 (金) 11:11
わたくしも、中学3年生の時抱いた「(地球大紀行のような大型) NHKスペシャルの音楽を担当する音楽家になる!」夢がございます。間もなくアラフォーとなってしまいますが、私は本気です。この夢だけは絶対に譲れません、諦めません!!!
夢を叶えた佐渡裕さん (や、もちろん吉松さん♪) の姿に励まされます。
投稿: Suisho | 2011年6月10日 (金) 21:13