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2011年9月30日 (金)

劇中音楽その1

Taigaa 休む間もなく、今度は大河ドラマ本編の劇中音楽のスコアの仕上げにかかる。

 まずは、フルオーケストラ10曲(約30分ほど)をまとめた《第2巻》を、メール添付で写譜に送る。プリントして103ページ。来週仕上がり予定の《第1巻》もほぼ同じ位のボリューム。

 さらに、アンサンブル(ストリングス+楽器数種)編成の《第3巻》と《第4巻》、雅楽編成の《第5巻》があるので、最終的にはこれの3〜4倍くらいの分量になる予定。あな怖ろしや・・・

 しかも、これはまだ10月下旬の〈最初の収録〉の分だけ。全体ではどのくらいになるのか、想像も出来ないし、想像したくもない・・・

Portrait01 これほどの分量の楽譜を、定年間近の作曲家が(弟子も助手もなく)たった一人で処理できるのは・・・ひとえに文明の利器Macがあればこそ。

 手書きの時代だったら、とうに死んでいるに違いない・・・(v_v)

2011年9月27日 (火)

大河ドラマ@テーマ曲収録

Nhk509_2 NHK509スタジオで、大河ドラマ「平清盛」メインテーマの収録。
 ピアノ:舘野泉、指揮:井上道義、NHK交響楽団。

 かっきり2分30秒の曲なのだが、サウンドチェックやリハーサルも含めて収録にはほぼ2時間。井上さんのダイナミックな指揮ぶりでテキパキ進んだものの、ライヴと違って曲の寸法が秒単位で決まっているので、「今のテイクだと9秒長いです」というようなテレビ的なNGも出て、演奏する方も大変。

 曲は・・・冒頭こそ舘野泉さんのピアノでクラシカルかつきれいに始まるものの、中間部はオーケストラが変拍子で疾走…というより爆走する。で、「ここはロックでお願いします」とか「ここでゴジラ出ます」とか「クラシック音楽風の知性は無しにしてください」とか結構むちゃくちゃな要求が次々と(もちろん作曲家から)飛び出し…とてもオーケストラの録音現場とは思えない(笑)。
 収録風景を撮影するカメラも入っていたので、そのあたりの七転八倒具合も、後日、何かの形で放送されるのかも知れない。

Taigacd 収録が終わって、録音した音素材をCD−Rでもらうが、まだこれで「出来上がり」というわけではなく、これを後日さらにミックスダウンしマスタリングしてようやく最終完成形。まだ70%ほどの出来と言ったところ。

 とは言え、ミキシング前の大河ドラマのテーマ曲音源(とスコア)……というのは結構「お宝グッズ」なんじゃなかろうか。
 と思った瞬間、「くれぐれも外部にお漏らしになりませんように…」と釘を刺される…(^_^;

 どんな曲かは……来年(第1回は1月8日)の放送をお楽しみに。

2011年9月25日 (日)

神宮散歩

Jingu 仕事が煮詰まると、近くの神社(大きい方)に散歩に行く。

 ベートーヴェンもよくハイリゲンシュタットの森に散歩に行ったそうだが、ピアノの前では止まっていた楽想が、木々の下では動き出す。作曲家にとっては、仕事場の次に重要な創作場所である。

 ただし、人がいると楽想は掻き消えてしまうので、なるべく人のいない森の深部へ行く。そこでは言葉も音楽も厳禁である。

 楽想というのは妖精のようなもので、人がいると出て来ない。人がいない場所で静かに佇んでいると、おずおずと大気の片隅から降りてくる。
 そして、誰もいないことを確認してから、こっそりと音楽を耳打ちしてくれるのである。

 煮詰まっているからと言ってうっかり「音楽なんか信じない」と呟くと、世界のどこかで楽想がひとつプツンと消えてゆく。

 だから、音楽は信じなくちゃいけない。

2011年9月23日 (金)

八幡神社八百年祭

Mazria 実家の近くの八幡神社の八百年祭に参拝と奉賛にゆく。

 本殿にある猿田彦とウズメの像(左写真下)が彫刻家である祖父の作でもあるので、母と一緒に昇殿参拝。

 由緒ある割には、子供の頃の遊び場…という印象しかない小さな「八幡さま」だが、創建は鎌倉時代の建暦2年(1212年)とか。

 境内には縄文時代の住居跡も発掘・復元されていて、渋谷一帯が海だった頃(まだ東京でも江戸でもない関東の僻地だった時代)から人が住んでいた特別な場所だったらしい。

Mazrib とは言え、昔は、年に一度の例大祭(お祭り)が露店で賑わう以外は、ほとんど人の姿を見たことがないような静かで寂しい神社。

 それが、何がきっかけだったか(芸能人の結婚式だったろうか?)少しずつ訪れる人が増え始め、最近は都内有数のパワースポットとして隠れた人気を持っているらしい。

 でも、地元の氏子としては・・・
 静かで人がいない方が、神社らしくて好きだな。

2011年9月22日 (木)

京都展

Work2011 京都2日目、母が毎年作品を出している「明日へのかたち展」(京都文化博物館)に顔を出す。

 こういう美術展に行くと、作品から聞こえてくる音楽のほかに、「CDジャケットに使えるかどうか」という視点で見ていることにも気付く。

 あるいは、こういうジャケットのCDだったら、中にはどんな音楽が入っているのだろう?というような想像をする楽しみ・・・

 そのあと新京極や錦市場をぶらぶらと散策。
 寺町通り二条の「柿本」(和紙)から麩屋町六角の「白竹堂」(扇子)へ。

 そう言えば、震災後、一時は全く姿を消していた外人さん(欧米系)の観光客をあちこちで見かけるようになった。もちろん全盛期とは比ぶべくもないのだろうけれど。

 午後、京都駅を埋め尽くす修学旅行の中学生たちを横目で見ながら、無事動き出した新幹線で東京へ戻る。(昨日のことは、夢のまた夢・・・)

Asu2011

2011年9月21日 (水)

一番遠い京都

Taifua 所用で京都に行く。

 台風15号が来ているので、早めに・・・と家を出て、無事新幹線に乗ったまではよかったが、浜松のあたりで「強風のため運転を見合わせます」というアナウンスがあり、田んぼの真ん中にピタリと止まったまま4時間。

 ちょうど台風のど真ん中にいたようで、ごうごうと凄い風で車体が揺れ、まるで飛行機に乗っているよう。おまけに窓の外は水族館のような状態で、気分はほとんど潜水艦・・・

 途中、20分ほど停電があったものの、ネットには繋がっていたので、iPadで台風の位置情報や、ほかの新幹線の乗客たちのTwitterなど検索しながら、さほど退屈もせず「滅多に経験できないアクシデント」を楽しむ(?)

Kyotog 結局、およそ6時間半ほどかけて京都に到着。京都はいたって穏やかな天気で、台風のかけらもなし。

 まあ、新幹線が出来る以前は、確か特急こだまで東京〜京都が6時間くらいだったはずなので、それに乗って来たと思えば・・・(と、少し余裕)

 ただし、本日の予定は当然ながら消し飛んでしまったので、やけくそで松茸を肴に一杯。

 ええと、何しに来たんだっけ?

2011年9月20日 (火)

打ち合わせ2題

Scorek 大河ドラマ「平清盛」テーマ曲の録音の件で、指揮者の井上道義氏と打ち合わせ。

 今回のテーマ曲は、舘野泉さんが冒頭ソロで登場。静かにしっとり始まりながら、後半は大河史上おそらく最速のテンポで爆走。2分半で清盛の波乱の生涯を描く…というコンセプト。

 来週、NHK交響楽団で録音の予定。

 夕方から、アルク出版企画の「クラシック大作曲家入門」の打ち合わせ。
 こちらは、大作曲家たちの履歴書&エピソード…といった構成のガイドブック。

 書いていて気付いたのだが、大作曲家の先生たちというのは、・・・あんまりお友達になりたくないタイプが多いな、と。(v_v)

 おまえもな・・・(と、天から声がする)

2011年9月19日 (月)

馬の思想

Horse 先日、ドラマの音楽について話している時に声高に主張する羽目になったのだが、私は「プロの作曲家」ではない。

 プロの作曲家というのは、注文に応じて音楽を書く専門職(Professional)。例えて言えば競馬のサラブレッドみたいなもので、騎手(注文主:クライアント)がムチ(お金)をピシッと入れると全力疾走する。走ることで生活は保障されるが、好きな時に好きな処を好きなだけ走るというのは許されない。

 対して、純音楽の作曲家というのは野生の馬のようなもの。走りたいと思う時、あるいは意気に感じた時(あるいは誇りのために)には走るが、人に「走れ」と言われても走らない。それどころか誰かが背中に乗ってムチをくれようものなら、振り落とす。

 私は(まさに若気の至りながら)後者に憧れてこの道に入った。だから「プロでない」ことが誇りでもある。もっとも、野生の馬というと格好が良いが、野良犬と言った方が近い。よく人に噛み付くし・・・(v_v)

 アマチュアとの違いは?とよく訊かれるが、それは簡単明瞭。アマチュアは他に本業があるが、野生の馬には「ない」。生きるために音楽をやっているのではなく、音楽をやるために生きているからだ。

 早い話が「音楽XX」なのだが、このXXには何を入れても差別用語になるので念のため。

2011年9月18日 (日)

題名のない音楽会

Daimei918 題名のない音楽会(テレビ朝日)「調性って何?・フランク交響曲ニ短調」に出演。

 調性オタク:フランク先生の交響曲を取り上げるに当たって「調性とは何か?」を解説して欲しい、と言われたものの30分番組ですべて話すのはとても無理。そこで、「倍音」の話も「音階」の話も「#♭」の話もすっ飛ばして「色」という視点で取りまとめることに。

 ハ長調からロ長調までを無理やり「虹の七色」にこじつけて、フランクの曲の転調に合わせて照明で表現する…というのは(スクリャービンもやっていたが)まさにテレビ的。調性の変化が実際に「色彩」として見える人(共感覚という)には、あんな風に音楽が「見える」わけだ。(ちなみに、私には音符しか見えない)。元ネタとなった著書はこちら

 余談だが、収録は東日本大震災からひと月ほどしかたっていない4月の中旬。いつ大きな余震があるか分からないので、本番前スタッフが「揺れませんように」と舞台袖でお祈りしてからの収録だった。



 ◇追記
 調性やハーモニーは、音楽の基本中の基本でありながら
 ・音楽的(#♭とか和声法とか)
 ・科学的(波形とか自然倍音とか)
 ・感覚的(明るい暗いとか、色彩とか)
 の3つを統合する視点がまだない。

 その理由は簡単で、音楽家は音楽を科学で割り切られることを極端に嫌い、一方で、科学者や研究者は数値や公式化できない感覚や感性を基本的に信じないからだ。そのせいもあって、未だに「音楽」を語るいかなる単位も、検出するいかなる測定器も存在しない。

 だとしたら、その全貌を見据えるには、両方に属さない怪しげな立場(素人探偵)の視点から、胡散臭い理屈(思いつきと状況証拠の積み重ね)で解いてゆくしかない。それが「作曲家(もっとも怪しい音楽家であり胡散臭い科学者)」の視点だったりするわけだ。

2011年9月16日 (金)

大河ドラマ初映像

Kiyod 大河ドラマ「平清盛」の映像素材40分ほどをサンプルでもらい、劇中音楽の作曲を進める。

 溝口健二系の幻想的な平安絵巻ではなく、黒澤明っぽい汚れ系リアルな平安の世界。かなり映画風な作りで、なかなかのテンションとクオリティだ。

 台本だけでは分からなかった「世界観」が、映像を見るとじんじん伝わってきて、当然ながら出て来る音楽も変化してゆく。

 おかげでダイナミックな音楽(や妖しい音楽)も増え、現在35曲、1時間20分くらいの分量が進行中。

2011年9月13日 (火)

砂の器

Suna 録画しておいた松本清張スペシャル「砂の器」前後編(テレビ朝日)を観る。

 クラシック音楽の作曲家が容疑者という珍しいミステリーだが、原作では確か前衛時代の電子音楽の作曲家。でも、流石にそれでは感動する文芸ドラマにしにくいのか、映画(1974年。監督:野村芳太郎。菅野光亮氏によるピアノ協奏曲仕立ての「宿命」が圧倒的な印象を残した)以来、ロマンチックな作風のオーケストラ曲を書く作曲家が出て来る感動大作というのが伝統になりつつあるようだ。

 しかし、そもそも少年時代に父親と放浪していて音楽の素養ゼロの少年が、その後20年足らずで「(ピアノも弾き指揮もする)世界的新進作曲家」になるのはまずあり得ない。それが戦後の(一般人にはわけの分からない)前衛音楽の世界では可能なのだ…というのが松本清張氏が原作に込めた皮肉?(モデルは黛敏郎氏らしい)。さらに音楽を使った驚天動地の殺人トリックも登場するのだが・・・

 それにしても、世間的に一番わかりやすい「クラシック音楽」の曲の理想像というのはラフマニノフあたりなのだなあと再認識。さらに、作曲家像にしても、ピアノ弾いて指揮もして、音楽はとことんロマンチックで、 良い服着て、ワイン飲んで、豪華邸宅に住んで、 部屋にはグランドピアノがあって、金持ちの娘と結婚していて、シルクのパジャマ着てベッドに寝てて・・・

 あの世の作曲家たちからの声が聞こえるようだ。
 ・・・「そんな奴ぁおらん!」

2011年9月11日 (日)

らじる★らじる

Photo 9月1日よりNHK FM(およびラジオ第1、第2)がネットで聴けるようになった。

 NHKもとうとう本格的にネットに移行するのか、と思ったらそうではなく、(表向きは)「難視聴地域の状況改善のため」の試験放送とのこと。

 渋谷のNHKの至近距離にある実家でも、建ち並ぶマンションのせいかTVもFMもノイズだらけの「難視聴地域」。なので、いつでもきれいな音で聴けるのは非常にありがたい。

 ストリーミング配信なので基本的に録音(保存)は出来ない仕様だが、いろいろな裏技はありそう。

 ちなみに、出演しているFM番組はこちらでも流れるわけで「じゃあ、出演料も2倍になるんですか♡」と聞いたら、「それはありません」とのこと・・・(v_v)

2011年9月10日 (土)

人と単位と音楽と

Keisok Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」9月号更新。今回は「人と単位と音楽と」。

 長さや重さの単位というのは、「人の身体の部分」や「人が一日に○○する量」というような基準で出来ていることが多い。

 計測する厳密な機械がない時代、「人間」こそが唯一にして最高の測定器だったということだろう。

 しかし、まったく単位にならないものもある。

 例えば、作曲家が一日に書く音符の量とか・・・

2011年9月 9日 (金)

FMシンフォニーコンサート10月分収録2

Fmsymq あっと言う間に残暑の東京に戻ってきて、NHK504スタジオでFMシンフォニーコンサート10月分残り1本の収録。

 なまじ涼しい処に行ったばかりに、東京の暑さがびしばし身体に応える・・・(>_<;)

 10月30日(日)放送分は、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(p:清水和音)、チャイコフスキー:交響曲第4番。ダン・エッティンガー指揮東京フィル。

Karu3 ちなみにこの2曲、ラフマニノフの協奏曲は夏に涼しい友人の別荘で書き下ろされ、チャイコフスキーの曲は冬に暖かいイタリアのホテルで書き上げられたそうな・・・

 曲を書くのなら最低でもひと月は滞在しないと無理・・・
 2泊3日で太刀打ちできるレベルではありません。(_ _;)


2011年9月 8日 (木)

遅い夏休み

Karu 遅い夏休みで軽井沢へ。

 8月は完全に仕事場に引きこもりのどろどろ状態だったので、現実世界から幽体離脱してMini天国をしばし堪能する。

 台風が通り過ぎた絶妙のタイミングだったらしく、天気はいいし、空は青いし、空気は美味しいし、涼しいし。

 やはり青空が一番の御馳走。束の間の「リア充」・・・

 今年は震災の影響で、節電猛暑の都会を逃れた避暑客がいつもの年よりは少し多く来ているらしく、確かに、ここ数年では一番の込み方。

 とは言え、人のいない穴場はあちこちにあるわけで・・・

Karu2 一日は雲場の池あたりを徘徊し、
 蕎麦屋で一杯。
 もう一日は塩沢湖あたりを散策し、
 寿司屋で一杯。

2011年9月 6日 (火)

FMシンフォニーコンサート10月分収録

Fmsymq NHK404スタジオで「FMシンフォニーコンサート」10月分2本の収録。

 10月2日放送分は、ショスタコーヴィチの作品集。組曲「ハムレット」(劇音楽op.32)、ピアノ協奏曲第1番(p:ジャック・ルヴィエ)、交響曲第5番。ロナルド・ゾルマン指揮東京フィル。
 個人的に、ショスタコーヴィチというのは「下手なオーケストラがごりごり演奏する白黒モノラルな音楽」という印象で染み込んでいて、上手いオーケストラで丁寧に演奏されるハイビジョン・カラーのショスタコーヴィチを聞くと「遠い時代」を感じる。鉄錆や血や硝煙の跡を洗い落とされてきれいに塗装された(戦争博物館の)戦車のような…。

 10月9日放送分は、三善晃「管弦楽のための協奏曲」、武満徹「オリオンとプレアデス」(vc:堤剛)、シベリウス交響曲第2番。尾高忠明指揮東京フィル。
 シベリウスの2番は明治34年(1901年)の作。日本では森鴎外や夏目漱石や滝廉太郎がヨーロッパ留学に勤しんでいた頃だ。シベリウスもこの曲を書く10年ほど前ベルリンに留学し、帰国してフィンランドに西洋クラシック音楽を根付かせた。そして、日本でもそれから10年ほど遅れて山田耕筰が留学、日本でオーケストラの歴史が始まった。あれから100年・・・そう思うと、2つの日本の現代作品がなんとも愛おしく聞こえる。

2011年9月 5日 (月)

楽譜・CD・録音・ひびき

Vsample ピアノ作品集(ヴィネット)の楽譜を修正し終わり、出版社に送付。
 CDの方も現在制作が進行中で、ジャケットデザインのイメージ案(こんな感じ?というのを)をいくつかレコード会社に送る。


 午後、NHKで大河ドラマの音楽の録音打ち合わせ。
 テーマ曲は今月下旬にNHK交響楽団で録音、本編の音楽は東京フィルで来月から何回かに分けての録音が始まるので、その段取りやスタジオの下見などいろいろ。
 ちなみに、平安時代の物語なので雅楽も登場するわけで、その件とそのほか諸々の打ち合わせも。


Hibiki4 夜は、私が毎月コラムを書かせてもらっているクラシック音楽コミック「天にひびき」の食事会。

 作者やまむらはじめさんやアワーズの担当さんたちとクラシック談義。

 天才女性指揮者…という萌えるシチュエーションで物語は快調に進み、現在第4巻が好評発売中。(私が書いた音楽コラムも収録されています)

2011年9月 2日 (金)

CD曲目解説x2

Mandarab 作品集2枚の曲目解説原稿を書き上げ、CD会社(Camerata Tokyo)に送付する。

 1枚は二十絃箏、もう一枚はピアノのための作品集で、この5月(二十絃)と7月(ピアノ)に録音したもの。

 3.11以後初めてのアルバムでもあり、2枚とも最後は祈りを込めた夢の旅の終わりための音楽で静かに閉じられる。発売は今年の年末頃の予定。

「夢詠み」(二十絃作品集。箏:吉村七重)
 ・夢詠み …箏 Solo(全5曲)
 ・昴の舞 …箏 Duo(全9曲)
 ・水幻譜 …尺八&箏(全5曲)
 ・夢返し …箏 Solo(全2曲)

「ヴィネット」(ピアノ作品集。p:河村泰子)
 ・6つのヴィネット(全6曲)
 ・ヴィヨンの妻より(全4曲)
 ・青い神話(全5曲)
 ・タピオラ幻景(全5曲)
 ・2つのアヴェマリア

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