渦巻き鳥組曲@初演
東京オペラシティ(リサイタルホール)福川伸陽ホルン・リサイタルへ拙作「スパイラルバード組曲」初演を聴きに出向く。
スパイラルバード組曲
Spiral Bird Suite op.111(2011)
渦巻き鳥のための5つの螺旋形のシーンからなる舞踊組曲。
1.Bird Spiral。鳥の螺旋。渦巻き鳥の登場。
2.Cool Bird。クールな鳥のステップと舞踏。
3.Romance。ロマンス。渦巻き形の夢の歌。
4.Lunatic Bird。狂気の鳥。カデンツァ付き。
5.Spiral End。終曲あるいは螺旋の旅の終わり。
世界のどこかに「渦巻き鳥(Spairal Bird)」と呼ばれている鳥がいる(らしい)。ただし、その姿形が渦巻き状なのか、鳴き声が螺旋形なのか、長い首が渦巻き形に巻いているのか、それとも飛び方が螺旋を描くからなのか、あるいは存在そのものが渦巻き(?)なのか、それは不明である。この曲は、そんな渦巻き鳥の誕生と旅の遍歴を描いた架空のバレエ組曲でもある。
福川伸陽氏の委嘱で2011年春から夏にかけて作曲。「ホルンという楽器にとらわれないで書いていただきたい」というリクエストだったので、本当にホルンにこだわらない(こんな曲をホルンが吹けるのか?というような)超絶な曲を書いてしまった。ここからホルンの新しい時代が始まるのか、あるいは恐ろしい時代が渦を巻き始めるのか。それは書いた本人にもわからない。op.111。(曲目解説より)
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コメント
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2011年・op.111と直線的な「1」が並んでいるのに、「螺旋」。
・・・・・・遊び心ですか?暗号ですか?それとも偶然ですか?
投稿: Matz0 | 2011年10月13日 (木) 22:26