忙中Q
買ってしまいました。総天然色ウルトラQ Blu-ray BOX・・ ( ̄▽ ̄)
「ウルトラQ」というのは1966年(昭和41年)に放送され、日本中の少年たちを熱狂させた空想特撮テレビドラマ(25分、全28話)。
オリジナルはモノクロなのだが、今回はそれを現代の最新技術でカラー化(というより〈総天然色〉という雰囲気がぴったり)したもの。
これがなかなか凄い。ナメゴンの質感、マンモスフラワーの色彩、ペギラの三白眼・・・すべて「実はカラーで撮ってあったんです」と言われたら信じてしまいそうなクオリティ。少年の頃、わくわくドキドキしながら見ていた記憶が蘇る。宮内國郎氏の印象的な音楽もいい。
実は、この「ウルトラQ」、10年ほど前(2001年)に今は亡き実相寺昭雄監督らとリメイクの話があり、テーマ曲を始め本編の音楽20曲ほどをオーケストラで録音したことがある。(きっかけは、日本ショスタコーヴィチ協会の会合で、ショスタコ好きの実相寺監督とお会いし、怪獣話で盛り上がったことから)
ところが、音楽を録音しただけで企画は立ち消えになり、その時に録音した(結構予算と手間をかけた)音楽も幻になってしまった。
怪奇映画だけに奇怪な話である。
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怪奇番組ってウルトラQだったんですか!!?
投稿: たりん | 2011年10月24日 (月) 23:57