平清盛第一話試写映像
大河ドラマ「平清盛」第一話(1月8日放送予定の74分拡大版)の試写用映像を見せてもらった。
1960年代から50年間見ている「大河ドラマ」ファンとしてまず驚くのは、映像のクオリティの高さ。独特の空気感というのか、今までのテレビドラマとも映画とも違うリアルな世界の質感がきわめて印象的だ。
ちなみに、音楽は、各シーンごとにその音楽を書く…というやり方ではなく、様々な状況を想定した音楽のパレット(素材集)を総合的に作り、それを音響(選曲)の専門家が配置してゆく…というやり方で制作。
なので、音楽担当なのに、どこにどんな音楽が付いているかは完成版を見るまで分からない(笑)。でも、今回試写で見て「なるほど、ここでこう来るか」と良い意味で裏切られる感じがとても心地良かった。これは作曲家だけが味わえる至福の境地。
まだ主なる登場人物がほとんど登場していない第1話でこのテンション。この勢いで1年行くのかと思うと(自分が音楽を担当していることも忘れて)かなりのわくわく感に襲われる。
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