Finale 2012
日本版は、今までのe-frontierに代わってMI7(エムアイセブン)からの供給。2011版以前からのユーザーは登録情報などが自動的に移行されているので,販売代理店が代わったと言うだけで使用環境は変わらず。
しかし、今回のように販売代理店が代わると一瞬どきっとする。なにせ、ここ15年ほどの曲はすべてFinale作成なので、このソフトがなくなってしまうとアウト。
数年前に、EGWordというワープロソフトの会社が無くなった時、デビュー以来20年分の原稿がほとんど開けなくなって偉い目にあったが、その悪夢が頭をよぎる。
紙の本や楽譜なら燃やさない限り一瞬にして消えるなどということはないが、ディスクやネット上のデータは,人間が一生かけて書いたものでも巨大図書館一軒分でも、あっと言う間に音もなく消えて跡形も残さない。
データのバックアップは必須だが、複数の形式での保存など(もしもに備えた)危機管理も必須だ。
色…と思えど、それ即ち「空」。
コンピュータ&ネットの時代になって改めて古き仏教の教えが身に染みる。
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EGWord Universal、まだ私のMacにはインストールしてありますよ。Snow Leopard環境のままなので今のところ問題なく開きます。吉松さんの書類も開けるんじゃないかなぁ。
なるべく早いうちにPDFにした方が良いでしょうが、それまで古いMacを手元に残すしかないでしょうね。
投稿: あるMacユーザ | 2012年2月25日 (土) 18:06
所詮、電子データとは0と1の組み合わせの集合体でしかない。
吉松先生ほどのコンピュータ使いだからこその、苦い経験とその後の対策強化は、見習わなければと思いました。
ちょっとした不注意や転機がきっかけでデータが一瞬にして消える、開けない……電子データの宿命は、どんなに技術が発達したところで、なくなることはないのでしょう。
わたくしも、小学生の頃「コンピュータ」なるものに一目ぼれした人で (カセットテープにデータを保存していた時代)、仕事で毎日向き合う中で、データの誤消去、ハードディスクのクラッシュetc... 大小様々な失敗を経験してきましたが、きちんと危機管理を意識し続ければ、それらはある程度防ぐことはできます。
電子データの宿命を忘れることなく、これからもコンピュータという素晴らしいパートナーと楽しくやっていきたいですね。
投稿: TMurayama | 2012年2月25日 (土) 23:32
EGWord、OSX 10.7 Lionから開けなくなりました。
5(1995)以前のものはSimpleTextで開けますが
6.7以後の文書は完全にアウトです
それを読むためだけに
旧PowerPC環境のPowerBookG4を未だに手放せません。
投稿: EG | 2012年2月26日 (日) 12:18
……それは大変でしたね…。
(ーー;)
投稿: Ryoko | 2012年2月26日 (日) 22:15