機関誌のミタ
私は、慶應義塾高校→大学工学部と経歴だけは〈KOボーイ〉だが、実は「部活動にオーケストラがある!」というだけの理由で(密かに自分の交響曲を演奏させるという陰謀を胸に)塾高に潜り込んだ異分子。
そもそも受験直前まで慶應に高校があることすら知らなかったし、工学部に進学したのも、学内にあるコンピュータ目当て(当時はコンピュータを個人で持つことなど有り得ない時代でした)。
しかし、その当てが外れたのと「中退」という学歴が欲しかったのとで1年であっさりドロップアウト。・・・あまり大きな顔で「慶應出身」は名乗れない身である。
おかげで、慶應時代のことをいろいろと訊かれても、そもそもあまり記憶がないのと、当時の行動原理の説明が難しいのと、何となく後ろめたさがあるのとで、どうも〈殺人事件の日のアリバイを聞かれてオドオドしている挙動不審な容疑者〉みたいな受け答えになってしまうのでした。
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「中退」という学歴を欲しがった人、初めて知りました。
…世の中、やっぱりオモシロイ♫♪♩
( ̄▽ ̄)
投稿: Ryoko | 2012年2月18日 (土) 20:49
中退。スティーブ・ジョブズ氏もそうですよね。
先日OnAirで聴いた日本音コン作曲部門本選会、7人全員が (言うまでもなく、というか未だに!!) 無調作品で、作品の解説は全員がまず構造からでした。「構造品評会か!?」などと思ってしまいました。それが良い悪いではなくて作曲アカデミーとはそういう世界です。(あのバッハさえも構造なんか考えていなかった!! 美しい形状の巣をつくる蜘蛛が構造なんて考えているでしょうか!?)
話が飛躍してしまいすみません。それがアカデミーというものです。
投稿: TMurayama | 2012年2月21日 (火) 11:58