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2012年2月23日 (木)

秀吉 vs 清盛

Hide CATV(チャンネル銀河)で、大河ドラマ「秀吉」(1996)の再放送を録画して見ているのだが、これがなかなか面白い。16年前の当時ももちろんリアルタイムで見ていたのだが、改めて見ると現在の「平清盛」と演出上の類似点が多くて興味津々・・・と思っていたら今回のチーフ演出の柴田岳志さんがしっかり参加しているのだった。

 オープニング映像が共に〈少年が走る〉という絵柄なのも共通だが、それよりなにより出世前の秀吉(竹中直人)がとにかく汚い(笑)。百姓の出で「猿」とまで呼ばれる御面相なのだからしょうがないのだが、浅黒い顔で目をむいて口から唾を飛ばしての大熱演(…おかげで、以後、秀吉というとまず彼の顔が思い浮かぶほど強烈なキャラクターだ)。これが後半、天下を取ってからは贅沢かつ豪華を極める太閤殿下になるわけだから、その落差も似ている。

 そもそも、この二人、異例の出世でのし上がり、栄華を極めた後に悪評をまき散らしながら病死、主を失った家は次世代の天下人の手にかかってあっさり滅亡……と顛末まで同じ。それなのに、なぜ秀吉=人気者、清盛=悪者として日本史に残ってきたのか。考えてみると不思議な話だ。

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#日記&雑感」カテゴリの記事

コメント

私も不思議に思います。
(v_v)

ついでに申し上げると、
残虐度でいうなら、
織田信長の方が上のように思います。
なのに、信長は人気があります…。
俄か清盛ファンとしては、ちょっと納得がいきません。

遺したモノの多寡という点からも考えてみたのですが、
ちょっとしっくりこない……。
_φ(・_・

…木曽の義仲くーん、なぜ焼いてしまったの〜〜???


私の場合、(秀吉は観ていないもので…) 今回の平清盛を観る度、龍馬伝&坂本龍馬との共通点が目につきます。龍馬は清盛の生まれ変わりか!?
というか、時代も演出も仕草もシチュエーションもなんだか重なります。
平安末期の乱れた世→幕末の乱れた世、船で宋の国へ行ける!→船で世界を旅したい みたいな。
音楽も佐藤&吉松どちらに軍配が上がるか未だに私の中で決着はついていない (というかそれぞれなのですが)。あはは……

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