フォト

Home page

お知らせ

  • らららクラシック@バルトーク〈管弦楽のための協奏曲〉
    ・NHK-ETV 6月16日(金)21:30〜22:00放送。司会:高橋克典、牛田茉友。ゲスト:関口知宏/吉松隆。
  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。
  • ブラボー!オーケストラ
    ・NHK-FM 毎週日曜日19:20~20:20放送。毎月第1-2日曜日(+α)東京枠解説担当。
    ・05月07日/14日/21日

« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »

2012年3月31日 (土)

Drop Box

Dropbox 6月から無くなってしまうiDiskの代わりに、遅まきながらDrop Boxを導入する。

 Macは、iCloudで複数のデバイス間での書類やデータの同期が簡単かつ自動的に出来る…のが売りだが、それはApple製アプリで作った書類やデータの話。
 WordやExcelあるいは楽譜イラスト系のデータなどのやりとりは、現状ではポータブルストレージ(USBメモリや外付けHD)かオンラインストレージ(ネット上の仮ハードディスク)を利用するしかないわけで……あれこれ悩んだ挙げ句、Drop Boxを選択。

 使い勝手はiDiskとほぼ同じ。無料でも2GBの容量があるので、現在制作中の原稿や楽譜やイラストなどのデータをストックさせておく作業用引き出しと考えれば至極便利。
 もっとも、iDiskを廃止するくらいだから、次期OSXではどんな書類&データも同期できる強力な「クラウド」化が進むのだろうと期待。そうなれば、これも引越用の仮収納段ボール箱…みたいになりそう。

 それより何より欲しいのは、「どんな書類でも(一応)開ける」アプリ。
 むかしのワープロや漢字TALK!で書いた原稿とか、お絵かきソフトで描いた絵とか、わけの分からないフォーマットのフォルダとか・・「押し入れ」の中に開けないナゾのデータがたくさんあるのである!・・・φ(.. )


Kiyof □おまけ:NHKから届いた平清盛はがきセット。→

 こうして揃うと、なかなか壮観で綺麗。

2012年3月30日 (金)

迷人考

Meijinden 中島敦の「名人伝」という掌編に、中国の弓の名人の話が出て来る。
 弓を射れば百発百中。シラミの心臓を射貫き、一矢で五羽の飛ぶ鳥を射る。しかし、それは所詮「射之射」にすぎず、弓の極意は「不射之射」。やがてそれを極めた名人は弓を持たなくなり、ついには全く触れなくなる。そして、最晩年には弓を指して「あれは何?」と訊くに至り、周囲の者を驚愕させたという。

 若い頃は「んなバカな」というか、まあ、中島敦流のユーモアと思っていたが、最近とんとピアノに触らなくなっている自分に気付き、彼の言う「不射の射」を何となくリアルに実感するようになった。

 なにしろ、両手でいわゆる「ピアノを弾く」という状態には・・・・かれこれ数年ほどなった記憶がない。そのくせ、今期、大河ドラマでかれこれ80曲を超える曲を書いているわけで、自分でも不思議である。はて、どうやって書いたのか?。
 
 元々が独学無手勝流なので、即興以外でピアノは弾けず、絶対音感があるわけでもなく、ソルフェージュ能力もほぼ皆無。当然「異端」と呼ばれて、この道を独歩すること三十有余年。作曲道具も最近はすっかり電脳(パソコン)になってしまい、指が向かうのが「鍵盤」ではなく「キイボード&マウス」になってしまった、というだけのことではあるのだが・・・

 ただ、年取ってぼけたら、ピアノを指して「これは何?」と訊きそうな気は・・・ちょっぴりする。

2012年3月28日 (水)

リサイタル・コンサート

Concert 4月になったら紹介しようと思っていた河村泰子さんのリサイタル〜吉松隆作品シリーズvol.3(世良美術館@神戸御影)、早々と完売とか。

 ちなみに演奏曲目は
 6つのヴィネット
 4つのロマンス〜ヴィヨンの妻より
 青い神話
 2つのアヴェマリア
 ・・・というCD「ヴィネット」収録曲プラス
 プレイアデス舞曲集VI
 大河ドラマ「平清盛」テーマ

 4月22日(日)14:00開演
 世良美術館(阪急「御影」)
 私も出向いていって雑談する予定です。

2012年3月27日 (火)

きよP

3ks 大河ドラマの音楽から舘野泉さんのための左手ピアノ用〈三景〉まとめる。

 夢詠み…紀行
 友愛
 遊びをせんとや、の3曲。

 ちなみに、劇中で時々流れる左手ピアノ曲は、「アイノラ抒情曲集」のロマンスとモーツァルティーノ、および「3つの聖歌」からカッチーニのアヴェマリア。
 いずれも舘野泉さんの演奏だが、CD音源ではなく、スタジオで録り直したもの。楽譜は音楽之友社から出ている。

 ドラマの音楽から数曲を選んだ〈ピアノ曲集〉も、知らない間に(私のアレンジではないが、もちろんNHK出版を通じて許可済みのもの)数種類ほど出ているようで、この種の音楽の不思議な需要を実感する。

 タルカスのピアノ譜もあったら楽しそうだが、こちらは許可を取るのは難しいのだそうだ。

Kiyop

2012年3月25日 (日)

清盛フレア

Flash 大河ドラマ「平清盛」第12回(宿命の再会)放送。ようやく全体の4分の1までこぎつける。

 音楽を担当する当事者なので、番組が客観的に見て「面白いか面白くないか」の判断は付かないが、一視聴者として見ていて、毎回「笑い」と「泣き」のツボを見事に突いてくることには感心する。(普通、テレビを見ていて笑ったり泣いたりすることは滅多にないのだが、結構やられる)

 今回も、待賢門院の死の場面でウルッと来て、その直後の源平両雄のろくでもないプロポーズに笑わされる。
 泣きの小道具は、季節はずれの水仙、「わがきみ」の呟き、鳥羽上皇の号泣、カッチー二のアヴェマリア…と完璧の布陣。笑いの方は、猿の後ろ姿で「俺の子を産むか?」ニワトリまみれの庭で「もうそなたでいい!」…とこちらも高レベル。

 音楽に関して(完全に人ごととして)云えば、湯水のように使いすぎ…という印象。音楽が私でない「誰か」だったら、「たかがドラマにここまで持ち札を全部投入することはないのでは?」と御忠告申し上げたい。

 そして勝手な個人的希望としては、晩年の清盛を伊東四朗さんで見たい(物語上は実の親子なんだし、世間一般の清盛像としては彼こそ適任かと…φ(.. ))。

2012年3月23日 (金)

本編音楽vol.6&7

Nhk604a 東京に舞い戻ってNHK604スタジオで大河ドラマ「平清盛」本編音楽vol.6と7の編集ミキシング&マスタリング作業。

 ストリングスとパーカッションのアンサンブル編成が13曲(+異版4曲)、オーケストラと合唱によるもの11曲、雅楽とストリングスおよびコーラス編成4曲。
 計32曲、約1時間20分といったところ。

 vol.1から5までで、既に全60曲、2時間30分ほど。これに今回のものを足すと、かれこれ90曲、4時間弱の音楽を投入していることになる。

 音楽収録はまだもう一回、大きいのがあるので、最終的には120曲は超えそう。


323b 本編ドラマはまだ序盤の四分の一あたり。これからますます人間関係もどろどろと絡み合ってゆき……中盤のクライマックス保元&平治の乱へ。

 音楽は……タルカスだの初音ミクだの、最初ッから飛ばしすぎていたので、少し自重・・・・したいところだが、合唱とオーケストラとか雅楽とストリングスとか、(書けば書くほど疲労蓄積&ビンボーになる)大編成楽曲は今後も続々投入予定。

2012年3月21日 (水)

雪の山荘

320 力いっぱいくたびれたので、いつもの山のホテルへ休養に行く。

 以前、冗談で「フィンランドの山荘にいます」とブログに書いたら本気にされてしまったほど、北欧っぽい雪景色が広がる。

 天気は良く青空がきれいだが、夜は零度以下なので、暗くなって飲み歩くのは危ないかも・・(-。-;)


320a こういうオフの時、ふらりと「北」に行く人と「南」に行く人、そして「山」に行く人と「海」に行く人に分かれるが、私は昔から「北」&「山」派。どうも遺伝子に何か組み込まれているような気がする。

 人類の祖先がアフリカを出て世界中に散らばるに至った大いなる旅の時、北の山脈経由で日本に辿り着いた組と,南まわりで海を渡って辿り着いた組との「記憶」の違いのなせるわざとかなんとか・・・

 ・・・まあ、単に「人のいない方」へ行く・・だけのような気もするけれど。

2012年3月19日 (月)

大河ドラマ本編音楽vol.7

Nhk319 NHK 505スタジオで、大河ドラマ「平清盛」本編音楽vol.7の録音。

 今回は、Vol.1から4までの楽曲10曲ほどに合唱(混声合唱・男声合唱・女声合唱)を加える作業、および二十絃のアフレコ。

 音楽に「声」が加わると、まったく違った迫真力が生まれる。ドラマは中盤から益々人間ドラマの様相を深めるので、合唱の声の威力に期待。今まで自分の作品にコーラスの響きが入ったことがほとんどなかったので、ちょっと新鮮な気分も。

 演奏は、指揮:マエストロ藤岡幸夫、合唱:二期会、二十絃:吉村七重のみなさん。

Taikos 夜は、ドラマの中で舞楽が演奏されるシーンのための雅楽と声の収録。
 白拍子数名が雅楽の伴奏で「遊びをせんとや」を歌い舞う。もちろん雅楽も歌も創作。芸能指導の友吉鶴心氏も加わって(ちょっと斬新な響きの)平安の世界が広がる。

 演奏は、雅楽:伶楽舎、合唱:二期会の女声合唱のみなさん。

 オーケストラに雅楽にコーラス……いろいろ出来て面白いけれど、力いっぱいくたびれる・・(-_-)zzz

2012年3月17日 (土)

ブラボー!オーケストラ4月分収録

Bravoo NHK 404スタジオで4月からの新番組「ブラボー!オーケストラ」(と言ってもFMシンフォニーコンサートがそのままちょっと短くなっただけなのだが)の収録。

 4月8日(日)放送分は、外山雄三:ヴァイオリン協奏曲第2番(vn:松山冴花)、マーラー:交響曲第5番の前半(第1楽章、第2楽章)

 4月15日(日)放送分は、マーラー交響曲第5番の後半(第3楽章、第4楽章、第5楽章)。
 演奏は、外山雄三指揮東京フィル。


 それにしても「ブラボー!オーケストラ」という番組名は・・・大先輩の山本直純氏なら大声で「ブラヴォー!オーケストラ!!がははは」と笑い飛ばしただろうけれど・・・私の個人的レベルでは何となく気恥ずかしい・・・
 
 で、初回は「そもそもブラヴォーというのは…」という蘊蓄話。
Bra ブラヴォ(Bravo)はイタリア語で、男性単数形の形容詞。ということはオーケストラのような複数の相手の場合、正確にはブラヴォの複数形「ブラヴィ(Bravi)」になり、女性演奏家(今回のように女性のヴァイオリニスト)の場合は女性形「ブラヴァ(Brava)」になる……とかなんとか。

2012年3月14日 (水)

大河ドラマ本編音楽vol.6

Nhk314 NHK506スタジオで、大河ドラマ「平清盛」本編音楽vol.6の録音。

 今回は、弦楽器と打楽器とチェレスタ…という編成で13曲(悲歌、雅歌、破滅、悪寒、孤独、宿命、星遊び、絆、勇気、思案、走狗、虚無、来ぬ男)および雅楽+弦楽の2曲、併せて15曲を収録。

 1曲10〜15分くらいのペースで録音しなければならないので、時間との勝負。さらに1曲1曲キャラクターがかなり違うので、とにかく曲の感じを瞬時に伝えなければならない。で、「そこは星飛雄馬の頭の上に《ガ〜〜〜ン》と擬音が出るみたいなフォルテで」とか「赤ん坊が可愛くて触りたいんだけど,触ると壊れてしまいそうなので触れない…みたいなピアノで」とか「今日のギャラは出ません…と言われてサーッと凍り付くようなサウンドで」とか、「お腹すかせたクマが檻の中で行ったり来たりしている…みたいなテンポで」とか、いろいろ変な注文を駆使。「なんやそれ!」と笑われながらも、「ことば」ひとつで音楽が劇的に変化するので、本当に面白い。

 柔軟かつ熱い見事な演奏を聞かせてくれたマエストロ藤岡幸夫指揮東京フィルに感謝。休む間もなく、来週はvol.7の収録。

2012年3月12日 (月)

楽譜:ヴィネット

Vignettesp ピアノ曲集「ヴィネット」(音楽之友社)の楽譜届く。

 6つのヴィネット op.105
 4つのロマンス〜ヴィヨンの妻より
 青い神話(1970/5曲)
 
 という全15曲からなるピアノ作品集。難易度としては、ヴィネットが上級、ロマンスが中級、神話が初級くらいか。個人的には、17歳の時(1970年)に書いた「青い神話」の5曲が…なんとも初々しくて可愛い。
 時空を超えた不思議な取り合わせの花束。

 音源はCD「ヴィネット/河村泰子」(Camerata Tokyo CMCD-28247)で。

2012年3月11日 (日)

・・・あれから1年

Cut311

2012年3月10日 (土)

面白がる目・面白がれる耳

Traumaw_2 Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」3月号更新。

 今回は、「面白い」と「面白くない」の狭間をブラ歩きする・・・「面白がる目・面白がれる耳」。

 大人になる…ということは、子供のとき死ぬほど不味かったものがたまらなく美味しくなる…ということなんじゃないかと、よく思う。

 むかし、まだ酒を飲まなかった若い頃,旅行で立ち寄った海辺の小さな漁師町の安い民宿で、「食べるかい?」と言われて、アワビのキモを出されたことがある。キモ…つまり内臓である。アワビ本体はもちろん高価な食材なので貧乏旅の男に出されるはずもない。
 しかし、緑色と白黒の入り交じったぐちゃぐちゃの「それ」は、口に含むと苦いような磯臭いような味で、気持ち悪くてとても食べられるものではなかった。

Kimo2 ところが、酒を飲み始め、日本酒の美味しさに目覚めると,俄然、魚や貝のキモの美味さが分かるようになった。特に、アワビの肝など至高の逸品だ。そうなると、嗚呼、あの時なぜ(目の前の海で取れたばかりの新鮮きわまりない)キモを食べなかったのか!と夢にまで見るほど悔やみ始めた。しかし、もう遅い。

 民宿の漁師さんは、私がおそらく酒を飲むと思い(まあ、若い頃から呑兵衛の風貌なので)、目の前の海で取れたそのままのアワビのキモを出したのだ。しかし、私は若すぎてその価値を理解できなかった。悔やんでも悔やみきれない人生最大の痛恨事のひとつ???である。・・・・(-。-;)ナンテ

2012年3月 8日 (木)

化石珈琲

308 大河ドラマ本編音楽Vol.6(15曲)のスコアを書き上げ、続いてVol.7(9曲)にかかる。
 面白い仕事ではあるが、楽しい仕事では・・・ない。やはり、向いてないな、としみじみ思う今日この頃。

 同時進行で、〈知識ゼロからのクラシック大作曲家入門〉(幻冬舎)の最終校正。

 その合間を縫って、Macの外部HDに旧OS10.5"Leopard"を再インストール。起動ディスクを代えればEGWordの古いファイルを開けるようになった。

Cof_2 で、ひさしぶりにコーヒーでもいれようと思ったら、ゴールドブレンドが化石化していてカチンコチンに・・・(>_<)ゞ

 新型iPadより、珈琲をいれてくれる卓上ミニロボット(ティンカーベル・サイズ)が欲しい。

2012年3月 6日 (火)

ホテル@シャイニング

Shiningq 時々無性に見たくなる映画「シャイニング」。(-_-メ)

 特に仕事の追い込みには、DVDをエンドレスにしてBGVとして流すのが定番。もちろん143分のロング・バージョンの方。(Blu-rayは残念ながら119分版)

 何が面白いのか、自分でも良く分からないが、雪に閉ざされて誰もいないリゾートホテル(ただし綺麗で食料&酒のストック無尽蔵)というのが……作曲の環境には最高のような気がするのかも知れない。

 …例えオバケが居ようとも。φ(. . )

2012年3月 3日 (土)

劇中音楽追加分制作中

Kiyo2w 大河ドラマ「平清盛」劇中音楽追加注文分の作曲をすすめる。

 今回は、少し小さな編成で、登場人物たちの内面部分を描く音楽が中心。そして夏頃にもう一回、大きな編成でドラマ後半に向けた音楽を録りためる予定。

 本編の放送は、ようやく雅仁親王(後白河法皇)が登場して役者が揃い始めるも、まだ序盤戦。主役の清盛が、ようやく少年を脱して二十歳前後といったところ・・・

 「大河」はさらに滔々と流れてゆく・・・

2012年3月 1日 (木)

確定申告

Taxand 税務署に行って確定申告。

 最近は、国税庁ホームページの「申告書作成コーナー」で金額を入力してゆけば自動的に書類が出来上がるので、ずいぶん楽になった。

 でも、だからと言って税金を払うのが「楽」になったわけではないのは言うまでもない・・・(T_T)

« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »