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  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
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    ・05月07日/14日/21日

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2012年6月25日 (月)

取材@Finale

Finale2012 楽譜作成ソフトFinaleを日本に供給しているMI7(エムアイセブン)の取材を受ける。

 楽譜作成ソフトはパソコン黎明期の1980年代から導入しているが(当時は〈Composer〉というソフト)、実用に耐えるようになったのは90年代後半〈Finale〉日本語版が登場したあたりから。仕事に使えるようになったのは2000年以降、作曲ツールとしてようやく完成されたのはここ数年だ。
 もともとMacベースのソフトだったのにOSXに切り替わるとき対応が遅く、その間(いち早くOSXに対応した)〈Sibelius〉も使うことに。その時の印象としては〈Finale〉がマニュアル車〈Sibelius〉がオートマ車という感じ。

 扱いは微妙に難しいが上級のテクニックを駆使できること、97年以降ほとんど全ての作品をFinaleで作成しているので今さら変えられないこと・・の2点で今はヘビーユーザー・(^_^;。
 当然ながら今回の大河ドラマの音楽制作でもフル稼働した。・・・と言うより、たった一人で1年に130曲600ページものスコアを書くのは、Finale無しでは不可能だったろう。

 今では、ピアノが1、Finaleが9…というほどの全面依存ぶりだが、若い人にも勧めるか?というとそれは微妙。若い頃は手書きで徹底的に基礎を覚え込むべし。若い頃に楽をするとろくなオトナになれない(というようなことが古代エジプトのパピルスにも書かれていたらしい)

 それにしても、この「楽譜」というプログラミングソフトで、人類の作った色々な音楽…オーケストラやピアノやロックやジャズや歌や合唱や雅楽などなど…を「鳴らす」ことが出来るというのは・・・本当に面白い仕組みだ。
 実際、その「面白さ」にはまってしまったのが、何十年も作曲家をやるはめになった唯一にして最大の理由。

 逆に言えば、身を持ち崩す悪魔のソフト…と言えなくもないわけだが。

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コメント

弟子を取らぬ吉松先生の「もの言わぬ弟子」というわけですね。

モーツァルトの時代にこういう便利な道具があったら「レクイエム」は完成できていたかも。

"経験を補うものは経験だけである"

知識で経験を補うことはできないことを実感しています。
音楽分野だけではなく、あらゆる分野に共通して言えるコトです。

故に!!!

若い内の苦労は買ってでもせよ、
という先人の言葉に
頭が下がりっぱなしの今日この頃です…。
(T ^ T)

 もう何年もロクな曲、書いちゃいないんですが、「基本は手書きでfinaleは浄書用」が未だに続いています。
 そんなこんなで、
>若い頃は手書きで徹底的に基礎を
は、賛意を表します。

6歳から楽譜の手書きはやっておりました (リトミックやソルフェージュで)。ですから以前は手書きが当たり前で、書いて消して書いて消して………がなかなか楽しかったです。音と音の響きは (ピアノでバッハを習った時の応用で) ひととおりの2パートの組み合わせを電子オルガンで音色を作ってシミュレートしてみる………なんてことやっておりましたが非常に勉強になりました。しかし編曲ならともかく作曲でfinaleを使うことは当初は抵抗があるくらい手書きが当たり前でした。
それが何でしょう、今ではfinaleを使うのが当たり前になってしまいました。
ただいちばん気になること。いいのかなと思うこと。PlayBack に頼ってしまうことです。出来る限り頭の中で音のイメージを浮かべられるようになりたいです。頭の中にイメージがない限りPlayBackを聴いてもピンとこないものです。
ともあれわたくしの場合、音楽教室で学んだことは未だに自分の中で良きにしろ悪しきにしろ活かされています。

余談ですがセンセのお書きになる「ト音記号」には時々面白い形状のものがありますよね。それは独学故の発想の自由さかと思われます。わたくしなど大きな五線紙にお手本通りにト音記号やヘ音記号を繰り返し書いて練習した6歳の頃の学習が刷り込まれたまま現在に至ります。自由な書き方など全く思いつきません。
長文失礼いたしました。

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