ネットde本屋
このところネット書店で読書三昧。
ミステリーとかコミックスとか数十巻まとめての大人買い中。
しかし、まだまだネット書店で読める本の数は少ない。というより少なすぎる。駅前の小さな本屋さんの方が遙かに品揃えが豊富という印象だ。
そのうえ更にネット上の複製行為の締め付け法が施行されるとかで、広大で自由だったはずのネットの世界の矮小化(特に日本での)が気になる今日この頃。
そもそも「複製」と「検索」という…かつては選ばれた者にしかできなかった高度な技術と莫大な投資を要する行為が、いとも簡単に無料かつ瞬時にできる時代にいきなりなってしまったわけで・・・「ちょ、ちょっと待って」とあわてる人たちがいるのは分からないではない。でも、この流れは決して止めることは出来ない。
確かに現存の音楽業界や出版業界は壊滅するかも知れないし、「プロの作家」とか「プロの音楽家」も消滅するかも知れない(純音楽の作曲家は一足先に絶滅してしまったし)・・・でも、歯止めをかけずに行くとこまで行ったらどんな世界が立ち現れるのか、そちらの方が楽しみだったりする。ってサドなんだかマゾなんだか・・・
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コメント
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最近、J-POPの音楽プロデューサーや漫画家がお金をかけられなくなって維持できなくなるものがあることを切々と語ったブログがアクセス集めて、賛否両論色々と語られてますね。
そういうこれまで培ってきたものは、今後は博物館に収める方向で今から温存する努力をした方が良いのかなと個人的には思う次第。次の世代がそれを積極的に担うことがなくなれば消えてしまうのは確実なので、例え僅かでも将来の誰かが再びアクセスしに来る時のことを考えておいた方が良かろうと。
今後は…表現系のものはどうも「アノニマス」な方に向かいそうな気がしますね。「誰が」の部分が希薄になるというか。
投稿: Mac使い | 2012年6月30日 (土) 17:56