真夏の開演ベル
池袋の東京芸術劇場リニューアルオープンの記念式典に出向く。
猛暑が続く真夏の午後、胸に花リボンを付けた館長や区長や来賓の政治家諸氏が次々と壇上に立って祝辞を述べる…などという(ひきこもり作曲家にとってはとんでもなく場違いな)処に紛れ込み、しばし呆然・( ̄◇ ̄;)
実は今回リニューアルしたホールの開演ベルを作曲したので・・・式典では「新しい開演ベルはこんなんなりました」というお披露目&作曲者紹介もあり、逃げるわけにもいかず、式典とレセプションに最後まで付き合うことに。
新作ベル(Owl Bell)は、ホールを象徴するオルガンの響き+豊島区のシンボルであるフクロウのイメージ+祝福する鳥たちのさえずり+開演を告げる鐘の音…という(無理難題な注文による)20秒のミニミニバレエ曲(?)。
ほとんど瞬間芸のレベルながら、音源は…チャーチオルガン、オカリナ、フルート、シロホン、グロッケンシュピール、チェレスタ、チューブラーベルの7種類を豪華に投入。タイプA(少し派手)とB(少し地味)の2種類あり、コンサートの前や休憩時に流れる予定。
♪16日(日)には同ホールで豊島区管弦楽団☆による「平清盛」組曲の演奏もあり。興味がおありの方はどうぞ。