エアコンズハイ
暑くなる直前(7月初め)、実家の古いエアコンが動かなくなり・・・さすがに昨今の夏の暑さはエアコン無しでは命に関わるレベルなので、電気屋に飛んで行った。
最初は「冷えさえすればいい」と一番安いタイプを探していたのだが、店員から「新型で省エネで節電タイプのものが結果的にお得です」と言われて(ちょっとお高い)ハイブリッドなんたらの最新型を買う羽目になった。
これがなかなか具合がいい。クーラーというのは冷風を吹き出して無理やり部屋を冷やすものと思っていたが、最新型はセンサーで部屋の温度分布や人間の体温を感知して効率的に冷房や送風を調整する…のだそうで、確かに「涼しい」というより「快適」という感じだ。
猛暑日でも「27度」くらいの設定でOKで、「クーラーは嫌い」と言い張っていた母も「これならいい」といたく気に入った様子。ひと月使って電気代も3000円弱(と表示される)。文明の勝利(と言ったら大げさか)を体感する夏となった。
とは言え、本来夏は、仕事を休むか…涼しい避暑地に出かけて行って作曲する…のが理想。しかし、残念ながらそういういい目を見た経験は一度も無い。
毎年、夏の2ヶ月は狭い仕事部屋にこもってクーラーをがんがん効かせ、一歩も外に出ないで(夏休み明けが〆切りの)作曲をするのが常である。
そして、そんな不健康きわまりない作業を延々続けていると、脳内にお花畑が広がり鳥のさえずりが聞こえてくる。
それが私の「田園」だったりするわけなのだ・・・(v_v)
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マーラー先生やブラームス先生が呼んでますよ!君も一度はリゾート作曲してみたら、と。
思えばネットと新幹線と飛行機の時代に不可能ではない気がするのですが……。
投稿: TMurayama♪ | 2012年8月27日 (月) 12:23