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2012年9月

2012年9月30日 (日)

Kamro行きます!

Kamro 禿(かむろ)・・・

 可愛い…というか
 怖い…というか

 ・・・ほ、欲しい。ヾノ>д<。)

 iPhone持たせて街に放したい・・・


2012年9月28日 (金)

Mac使いの弟子

Cut100408a 仕事場で「Mac Audio」の取材を受ける。

「Mac使い」の音楽家に話を聞くコーナーだそうだが、私のMac歴はかれこれ25年。初代Macintosh plus(1987)から数えると、この夏買ったMacBook Air(2012)で15台目。iPhoneは2台目、iPadも3台目という筋金入りのApple派である。

 とは言え・・・仕事で使えるようになったのは、ここ10年といったところ。
 元々は「音楽で使えるコンピュータ」が欲しくて手を出した世界だが、最初は完全に「趣味」の世界。ハッキリ言って〈(可愛いけれど)お金がかかるばかりの役立たず〉だった。(v_v)

 それが今ではすっかり立派な一人前の弟子(助手)に育ってくれて・・・お父さんは嬉しい。(> <。)

2012年9月27日 (木)

平清盛サントラ其の二

Kiyo2 清盛サウンドトラック盤その2ようやく聴く。

 感慨にふける間もなく、5枚組BOX盤の選曲(構成)作業中・・・(v_v)

 今回大河ドラマのために収録した全オーケストラ楽曲+紀行4曲、舘野泉さんによるピアノ曲(アヴェマリア含む)全4曲、タルカス全3パート、サイバーバード全4パート、初音ミクで作成した今様(遊びをせんとや)およびテーマ曲のサンプル音源、ボツになったテーマ曲初稿と第2稿、およびMIDIで作ったサンプル楽曲・・・などなどのお蔵出し音源も合わせると(現時点で)全130曲5時間50分!

 もう一回やってください・・と言われたら5秒で即死確実。~(x_x)~



 追記:先日の平清盛コンサートの様子がNHK広島のHPで紹介されています。→

2012年9月25日 (火)

ブラボー!オーケストラ10月分収録

Bravoo NHK608スタジオでFM「ブラボー!オーケストラ」10月分2本の解説収録。

 10月7日(日)放送分は、ベリオ「フォークソングス」(抜粋。MS:富岡明子)、メンデルスゾーン交響曲第4番「イタリア」。アルベルト・ゼッダ指揮東京フィル(6月21日東京フィル第70回オペラシティ定期より)

 10月14日(日)放送分は、チャイコフスキー交響曲第4番ヘ短調、ベリオ「フォークソングス」(前回の残り4曲)。尾高忠明指揮東京フィル(4月26日東京フィル第69回オペラシティ定期より)

2012年9月20日 (木)

平清盛CONCERT

Kureca 清盛ゆかりの地呉市の文化ホール(広島)で交響組曲「平清盛」コンサート。

 呉は、清盛が切り拓いた音戸ノ瀬戸があり、ドラマでも大規模な海戦シーンを撮影した地。戦艦大和を生んだ東洋一の軍港だったことでも有名。郷土ゆかりのドラマと言うことで、「毎週日曜夜8時には町から人が消えます」(市長談)という盛り上がりなのだそうだ。φ(.. )ホント?

 今回はその地で、NHK広島制作による公開番組の収録に参加。全体は4楽章仕立てで・・・

 第1楽章:大河音楽を創った男
・テーマ曲〜平氏(清盛)と源氏のモチーフ紹介
・友愛紀行(Sp:市原愛)
・遊びをせんとやの5つの変奏(元歌〜情歌〜破滅〜遊び歌:NHK広島放送児童合唱団)

 第2楽章:俳優とドラマ音楽
・清盛の叔父:平忠正役の俳優:豊原功補さんを迎えて…闊歩〜絆(5月の夢の歌)
 諧謔〜記憶〜タルカス

 第3楽章:演奏家舘野泉と大河ドラマ
・舘野泉さんを迎えて…遊びをせんとや(左手ピアノソロ版)
・呉市出身の若い左手のピアニスト瀬川泰代さんを迎えて…森のジーグ(タピオラ幻景より)
・海鳴り(舘野泉さんソロ)〜夢詠み…紀行

第4楽章:交響組曲「平清盛」(朗読:豊原功補)
・テーマ曲「平清盛」
 遊びをせんとや(Sp&児童合唱)
 カッチーニのアヴェマリア(pfソロ)
 勇み歌
 決意(全員)

 …という1時間半ほどの構成。お話は:私と滑川和男アナウンサー(NHK広島)。演奏は、藤岡幸夫指揮広島交響楽団。
 放送はNHK総合テレビ(中国地方向け)で10月6日(土)16時〜17時15分の予定。

朱鷺の増殖

Tokia 朝、NHK-BSプレミアムの「クラシック倶楽部」で〈朱鷺によせる哀歌〉と〈鳥は静かに〉放送。高関健指揮東京フィル。

 同日早朝(というより前日深夜)日本テレビの「読響シンフォニックライヴ」でも〈朱鷺によせる哀歌〉放送。こちらは藤岡幸夫指揮読売日本交響楽団。

 現代曲のテレビ放送など滅多にないのに、たまにやると同じ日に重なってしまうという間の悪さ(良さ?)。φ(.. )

2012年9月19日 (水)

京都@明日へのかたち展

Kyotoopus2012  呉での清盛コンサートのため広島に向かう途中で京都に寄り、母が毎年出品している工芸展「明日へのかたち展」初日を見る。

 せっかくの京都だが、今回はゆっくりする間もなくトランジット(通過)。
 とは言いながら、しっかり松茸と鱧(ハモ)だけは堪能。

 京都文化博物館(高倉通り三条上ル)5階ギャラリーにて、19日(水)から23日(日)まで開催。入城無料。

Asu2012a

Asu2012b_2

2012年9月16日 (日)

校長センセ

Tari2_2 TARI TARIというアニメに登場する校長先生のモデルはヨシマツさんなんじゃないですか?というタレコミあり。

 え?・・・( ̄▽ ̄;)

2012年9月13日 (木)

鳥のいる風景@クラシック倶楽部

Classicclub_4 クラシック倶楽部「鳥のいる風景〜日本人作曲家の描く魂の飛翔」放送予告。
 9月20日(木)午前6:00〜6:55。
 BSプレミアム(NHK TV)

 朱鷺によせる哀歌:吉松隆
 鳥が道に降りてきた:武満徹
 鳥たちへの断章:細川俊夫
 鳥は静かに:吉松隆
 光の鳥:西村朗

 演奏:高関健指揮東京フィルほか
(収録:2012年7月2日NHK101スタジオ)

 日本人作曲家による「鳥」をテーマにした作品の特集番組。
 西欧の作曲家にとっての「鳥」は(ベートーヴェンからメシアンまで)少々無機質で乾いた「さえずり機械」のイメージがするが、日本人にとっての「鳥」は「どこか空の彼方と交感している異界(魂の世界)の存在」という共通意識のようなものがある(ような気がする)。

 今回選ばれた私の2曲も「異界(死の世界)」と交感するウエットな鳥の音楽。特に「朱鷺によせる哀歌」は、NHKの一番大きなスタジオに「鳥」の形をした舞台を作り演奏をクレーンカメラで撮影するという…異界の雰囲気たっぷりな中での収録。
 大先輩である武満徹、そして西村朗&細川俊夫という私と同世代の名匠が描く個性あふれる「鳥」の音楽世界も是非お楽しみに。

2012年9月11日 (火)

匠の履歴書

Keymag キイボードマガジン10月号の《匠の履歴書》コーナーにインタビュー記事掲載。

 音楽の話、大河ドラマの話、コンピュータの話から、自薦CD10枚、仕事場(機材やその配置)の紹介までいろいろ。(今の仕事場でこの配置の写真は、もしかしたらこれが最後になるかも)

 作曲家になりたい若い人にアドバイスを、と言われて曰く・・・
 ちゃんと先生について、基礎からきちんと学び、良い音楽を聞き、良い楽器で耳を育て、きちんと人付き合いもして、出来れば海外に出て見聞を広め、いい家庭を持って、しっかりお金が入る仕事をこなし、それで生計を立ててること・・・

 ・・・でも私は、全部(そりゃあ、もう何ひとつ!)やりませんでしたけどね・(^_^;)b。

 追記 ※危険ですので絶対に真似しないで下さい。m(__)m

Keymag1209

2012年9月10日 (月)

人間60年・作曲家35年

F Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」9月号更新。

 今回は、来年3月の還暦コンサートについての(思い出すままの)回想記・・「人間60年・作曲家35年」。

 というわけで、昨夜の「平清盛」を見ていたら、私もなんとなく…還暦を期に剃髪して出家したくなってきた。
 師匠とお揃いでもあるわけだし・・・(^ニ^)

Kysb_2

2012年9月 9日 (日)

樽を貸してお株を取られる

Watarkus 朝「題名のない音楽会」で、和太鼓(林英哲氏)と吹奏楽版タルカスの共演を見る。

 面白ければ、あっと言う間にそれを吸収し増殖する・・・というのは生命力の証し。
 テレビ界も吹奏楽界もそれを持っている。

 一方、クラシック音楽界はというと・・・(後は言うまい・・・(v_v)

2012年9月 7日 (金)

別冊プログレ

Kadokawapr 別冊カドカワ〈総力特集プログレッシヴロック〉にインタビュー記事掲載。
 プログレッシヴロックが日本人に愛される理由・・・という視点でタルカスや雅楽や平清盛の音楽について語る。(永野護、荒井英治、錦織健、宮川彬良氏らのインタビュー記事のほか、「なぜ日本人はプログレが好きなのか?」の座談会などもあり)

 現在、日本は(オケ版タルカスのせいも少しあるのか)プログレのリバイバルで湧いている(らしい)。でも、2年前、私がオーケストラ版タルカスを発表するコンサート(2010年3月)を企画した時は、初動でチケットが100枚!しか売れず、3年で3回やるシリーズの処が2回以降は消し飛んでしまったほど。プログレ熱など微塵もなかった。

 クラシック音楽界はもちろん反応ゼロ&完全無視だったし、身近な関係者も「タスカスって何?」「それをオーケストラでやるのにどういう意味があるんですか?」というレベルで理解者は皆無。本当は3回シリーズの最後の回に大トリでやるつもりだったのだが(その時は…ピンクフロイドの「原子心母」、イエスの「シベリアン・カートゥル」、アンコールに「ナット・ロッカー」!というプログラムを考えていた)、今やらなかったら機会は永遠に無いかも知れない…という危機感と虫の知らせで、相当な無理をして「タルカス」だけを初回に突っ込んだ。

 結果、初演は口コミで隠れプログレファンが全国から集まってくれ、キース・エマーソンのメッセージが届いたりCD化されたり(あちこちから「実は私もプログレのファンなんです」とカミングアウトしてくる人たちに出会ったりして)大成功に終わり、現在に繋がるわけなのだが・・・本当に精根尽き果てたという感じだった。
 あの時、無理して強行しなかったら、おそらくオケ版タルカスは永久に幻となり、当然ながら大河ドラマで流れることもなく、プログレのリバイバルもなかったかも知れない…と思うと苦い記憶と共に複雑な感慨が頭をよぎる。

 どんな音楽も、天から自然に降ってくるわけではない。みんな(一見遊んでいるだけに見えながら)実は命がけで作っているわけなのだ。涙を笑顔で隠して。なンてね・・・

2012年9月 4日 (火)

遅い夏休み

Summervjpg しばし東京を離れて遅い夏休み中。

 最近は「旅行」する元気はなく、ほとんど「滞在」型・・・それも森の中のホテルに籠もって珈琲(&酒)を飲みながら本を読みふけるだけという「引きこもり」型。
 それなら自分の家でクーラー付けて読書してても同じじゃないか?と一瞬思わないでもないが・・・空気が違う(…と思いたい)。

 それにしても、ここ1年の大仕事の疲れがまったく抜けない。体力が…というより回復力(自然治癒力?)が落ちたことをしみじみ感じる今日この頃。
 最新のデバイス(iPadやiPhoneなど)なら電源に繋いで2時間もすればすぐ充電完了になるが、古い機器だとコンセントに何日繋いでも充電率10%以下のまま放電しっぱなし・・・みたいな・(×_×)

2012年9月 2日 (日)

鳥の予告

Kyoten2013 来年3月の還暦記念コンサート「鳥の響展(Tori no Kyohten)」 公演情報。
 2013年3月20日(水)15:00東京オペラシティコンサートホール

□第1部
 プレイアデス舞曲集(p:田部京子)
 ランダムバード変奏曲(p:田部京子、小川典子)
 夢色モビール(vc:長谷川陽子)
 タピオラ幻景(p:舘野泉)
 スパイラルバード組曲(hr:福川伸陽)
 夢詠み(二十絃:吉村七重)

□第2部
 鳥は静かに(1998)
 サイバーバード協奏曲(1994/sax:須川展也)
 ドーリアン(1979)

□第3部
 平清盛」組曲(2011/2)
 タルカス(2010/原曲:K.エマーソン&G.レイク)

 藤岡幸夫指揮東京フィル
 主催:ジャパンアーツ/東京オペラシティ文化財団
 チケット:ジャパンアーツぴあコールセンター(03)5774-3040
 9月16日より一般発売。

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