賛美歌の中の天使たち
Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」11月号更新。
今回は、欧米人のハーモニー感覚の話から脱線して子供たちの歌の魔力に迫る「賛美歌の中の天使たち」。
ヨーロッパでは、何というか…ハーモニーは「毛穴から全身に染み込んでいる」感じがする。一方、日本では「耳と頭」の段階で止まっている。
これは鍛錬ではどうしようもない「文化的な背景」の問題なのだが、さて、無理して「毛穴」から染み込ませるべきなのか、アジア人の意地にかけて「耳」で止めるべきなのか。
何しろ日本人が「ハモる」音楽を初めて知った頃、西洋ではそれを壊す歴史が始まったわけで・・・
人は失って初めて「それがあった」ことに気付く。最初から無ければ「無い」ということにさえ気付かない。
さて、どちらがより不幸かというと・・・
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