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NHK503スタジオでFM「ブラボー!オーケストラ」3月分3本収録。
ひとつはイベントの音楽。もうひとつは映像の音楽。いずれも還暦を過ぎてからの初仕事ということになるのだが、それぞれなかなか面白そうな話ながら、今書いているsymphonyと〆切がちょうど重なってしまうのがちょっと辛いところ。
ただ、こういう「頼まれて音楽を書く」という仕事は、頭の中に「一人では考え付かないような音楽」が湧いて出て来ることがあるので楽しい。「頼まれもしないものを書く」のが基本の純音楽では味わえない愉しみも、それはそれであったりするわけなのだ。
…という話とは全く関係のない上の写真は、実家の(おそらくネズミにかじられた)リアルAppleロゴ。
しかし、家には確か、ネコがいたはずなのだが・・・?
昨年末からもそもそと書いていた自伝本(春秋社)の校正ひとまず終了。出版社で最終チェックをして、あとは印刷するのみ。さて、来月20日の還暦コンサートに間に合うか・・・
それにしても・・・何しろ14歳の冬に始まった長い長い独学の黒歴史なので、悲惨すぎて茶化すことも出来ず、かと言って笑って話せるような話でもなく、さて、読んで面白いかどうか全く保証の限りではない。
あるいは音楽を志す若い人たちへの何かの参考になれば・・・と思わないではないが、うーん、果たして参考になるやらならぬやら・・・
ひとつだけ言えるのは・・・この本を読んで「私も独学で行ってみよう」と思うのは、断崖絶壁からパラシュートも生命保険もナシで飛び降りるのと同じくらい危険なので、くれぐれもおやめ下さい・・・と言うことくらいだが、そういう私が言うこと聞かずに飛び降りているので説得力ゼロか。やめろと言われてやめられるくらいなら苦労はない。好きにして下さい。
イラスト描き用の《Painter》というソフトを最新版にする。
Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」2月号更新。
今回は、「花についての短い考察」。
あの震災からそろそろ2年。人はなぜ死者に花を手向けたくなるのか・・・そして、いつから花を手向けるようになったのか・・・についてちょっぴり考える。
Kindleストアに版権切れの名作並ぶ。まるで古本屋のガレージセール並みのお宝の山・・・なのだが、なんだろう、この嬉しいような悲しいような複雑な気持ちは・・・
岡本綺堂「半七捕物帳」全69編1298ページ、¥300。
林不忘「丹下左膳」全巻978ページ、¥100。
夏目漱石全集(上下)全28編計3095ページ、¥600。
太宰治作品集(3巻)全90編計1557ページ、¥300。
中島敦作品集全18編358ページ、¥100。
USB接続のミニ・キイボード《iRig KEYS》というのを手に入れる。(価格は1万円前後)
自伝「作曲は鳥のごとく」(春秋社)の校正を進める。
京都から大阪に出て、いずみシンフォニエッタ大阪の定期演奏会「西村朗~光と影の響像1970~2013」を聴きに行く。
西村氏とは1984年に「世紀末音楽研究所」という怪しげなグループを創設して以来かれこれ30年近い付き合いで、共に今年「還暦」。私は60歳を期に悠々隠居を目指しているが、彼は120歳まで書き続ける気満々らしい。そんな作曲家同士が仲良く過ごすコツはただひとつ。「お互いの曲の感想を言わないこと」(^_-)-☆
7月の定期演奏会では、飯森範親氏の指揮で私の〈交響曲第6番〉を委嘱初演する予定。京都でいろいろ構想を練ったので、東京に戻ったら、ぼちぼち書き始めるとしようか。
というわけで、夜、東京に戻る。