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お知らせ

  • らららクラシック@バルトーク〈管弦楽のための協奏曲〉
    ・NHK-ETV 6月16日(金)21:30〜22:00放送。司会:高橋克典、牛田茉友。ゲスト:関口知宏/吉松隆。
  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。
  • ブラボー!オーケストラ
    ・NHK-FM 毎週日曜日19:20~20:20放送。毎月第1-2日曜日(+α)東京枠解説担当。
    ・06月04日/11日/18日
    ・07月02日

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2013年5月31日 (金)

Super Star

Jc2 ちょっと気分転換にと「Jesus Christ Super Star」の新しい映像版(2012年バーミンガムでのアリーナ公演)を見出したら止まらなくなってしまった。

 初演が1971年、映画(監督:N.ジュイソン)が1973年。5拍子や7拍子が普通に出て来るロック・ミュージカル(しかもオーケストラ付き)という点で、私としてはこれもプログレッシヴ・ロックに属する傑作だと思っている。音楽も凄いが、キリストの受難劇を現代に投影した内容(詞)も凄い。ロックのシャウト(叫ぶ)唱法がユダとキリストの苦悩と悲しみを120%歌い上げ心を抉る。

 映画が公開された頃、松村禎三師匠が「これは凄い!」と感嘆していたのが印象的だった。その頃、劇団四季の仕事をしていたので、浅利慶太氏から勧められたのらしい。(私が80年にNYでのロックミュージカル…などという怪しい仕事に関わったのも、この作品の存在が強烈に染み込んでいたせいだろう)

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 その映画版(全編イスラエル・ロケで撮影された名作。Ted NeeleyのキリストとCarl Andersonのユダ)でのゲッセマネのシーン(特に、キリストが神に苦悩を打ち明け、十字架に掛けられた後世のキリスト像が次々にフラッシュバックするカット)は全身総毛立ったものだが、VHSで出た後、現在はなぜかDVDでもBlu-rayでも手に入らない。著作権の問題なのだろうが、これは例えて言えば、バッハの受難曲が丸々一曲行方不明になって聴けない状態になっているようなもの。こんなに勿体ない話はない。

 もし「まだ聴いていない」などと言う人がいたら、親を質に入れても(?)聴くべし(そして、見るべし)

 追伸:1973年版(映画)/2000年版(舞台)/2012年版(アリーナ)の3種類を収録したBlu-ray盤スペシャルBOX(3枚組)が5月22日に発売されたとのことで、早速、購入。情報ありがとうございました。

2013年5月30日 (木)

お知らせ@京都イベント

Kyotobs_2 京都府物産協会(京都のれん会)50周年記念展
 日時:2013年6月7日(金)〜9日(日)
 会場:京都駅ビル室町小路広場ほか

 オープニング・コンサート
 6月7日(金)13:00〜14:00
 吉松隆「三つの水墨画」(50周年記念楽曲)
 1.六波羅、2.孤月、3.京童・・・演奏ほか
 藤岡幸夫指揮関西フィルアンサンブル
 場所:室町小路広場ステージ(京都駅ビル大階段上)

 オープニング・コンサート以降は、上記ステージ&駅前広場で、葵祭「東游」(7日)、祇園祭「長刀鉾」(8日)、時代祭「維新勤王隊」(9日)などの出し物や芸妓,舞妓さんによる踊り、ライヴコンサートやバレエなどのほか、記念展示や体験教室・スタンプラリーなども行われる予定。

2013年5月28日 (火)

第6番作曲中

No6 還暦コンサートが終わった頃から本格的に音符書きを進めていた〈交響曲第6番〉……現在、順調に煮詰まり中・(v_v)

 今回は「交響曲=玩具箱」というコンセプトなので・・・こどもの頃の雑多な音楽の記憶から Sibelius, Tchaikovsky, Beethoven の第6…ついでに自作のコンチェルトの断片からTarkus!までが、がらくた市のように紛れ込んでいる。

 さて、これから恐怖のラストスパート2週間で、それらのとっちらかった楽想を一冊のスコアに仕上げなければならないわけだが・・・小編成(今回は1管編成の室内オケ)と言えども Symphony は Symphony。気が狂いそうな音符の量&鬼のような変拍子と転調の嵐は同じで、だんだん冬眠前のクマのような追い詰められた状態になりつつある・・・

 昔から、6番を書くとき「幸福感(長調=田園)」の表現に行くか「欝(短調=悲愴)」の方に行くかというのは、作曲家人生の分岐点(終着点?)のような気がしていたのだが・・・・・まさか「オモチャ(幼児退行)」の方に行くとは思わなかった・φ(.. )

2013年5月25日 (土)

CD最終形

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CD《鳥の響展ライヴ》の最終マスタリング盤届く。

ジャケットの鳥のイラストは和田さとこさん。

2013年5月21日 (火)

ブラボー!オーケストラ収録

Bravoo NHK504スタジオで「ブラボー!オーケストラ」6月分2本の収録。

 6月2日(日)放送分は、レスピーギ:バレエ音楽「風変わりな店」。指揮:アルベルト・ゼッダ(2012年6月24日@第819回オーチャード定期より)、エネスコ「ルーマニア狂詩曲第1番」。外山雄三指揮東京フィル(同6月3日第52回午後のコンサートより)

 6月30日(日)放送分は、チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」、「スラヴ行進曲」、序曲「1812年」。小林研一郎指揮東京フィル(2012年10月7日第53回午後のコンサートより)。
         *
Raisan 収録が終わって、夜、代々木八幡「礼讃」で還暦コンサートの慰労会(?)。今後の作曲やレコーディングおよびコンサートの企画などについて密談。

 お酒と料理が美味しかったので、何を話したか忘れてしまったが、「次は喜寿コンサートですね!」と言われ苦笑い。
 喜寿って・・・・・・・・・・・・77歳かい!

2013年5月20日 (月)

カンガサラの夏の日

Kangasalla 舘野泉さんに頼まれた「カンガサラの夏の日」という曲の左手ピアノ版の楽譜を仕上げる。

 原曲は合唱曲(詞:Sakari Topelius、曲:Gabriel Linsen)で、フィンランドでは知らない人がいないほど有名な歌なんだとか。日本で言えば「夏の思い出(♪夏が来れば思い出す)」みたいな感じだろうか。メリカントの〈梢の高みにて〉というピアノ曲の主題ともなっているなかなか美しい旋律である。

Kangasalla_2  ちなみに〈カンガサラ〉というのはフィンランドのタンペレ近くの風光明媚な地の名前とのことなのだが、最初聞いたときは……カンガルー?びんざさら?カニサラダ?…となかなか覚えられず(笑)。
 ああ、知らないものの名前を覚えるのに苦労する歳になってしまったんだなあ…と、しばし遠い目になる。

 学生の頃は、ムスクルスステルノクライドマストイデウス(胸鎖乳突筋。北杜夫のエッセイに出てくる「解剖学で一番長いラテン語名」)などという代物だってすぐ覚えられたのに・・・(=_=)

2013年5月16日 (木)

鳥の水墨画

Birdfesa CD《鳥の響展ライヴ》のジャケットデザインが仕上がってくる。なかなかきれいなのでお楽しみに(←画像はモザイクがかかっています)。

 ブックレットに載せるキース・エマーソン氏との対談の原稿も校正。「XXについてはどう思った?」「そう、ぼくもなんだ」…というようないかにも英語で会話している風ニュアンスが面白い。「タルカスを?」「オーケストラなど!」(笑)

 同時に、先日大阪で録音した京都でのイベント曲(ややこしい)「三つの水墨画」の仮編集版CDが届く。
 大河ドラマ紀行「京都編」…みたいな?・・・(^_^)b

2013年5月14日 (火)

お知らせ@ふるさとラプソディほか

Bs00 NHK「BSプレミアム・アーカイヴス」で、2007年9月に放送された「おーい、ニッポン:埼玉編(総集編)」再放送のお知らせ。

 2013年5月22日(水)午前9:00~。

 再放送:5月30日(木)午前0:45~。

 @NHK BSプレミアム。

 番組の最後を飾るフィナーレ「ふるさとラプソディ」シリーズは、各県ゆかりの歌や芸能をオーケストラとコーラスによるメドレーで聴かせる名物企画。

Bs02  私が担当した埼玉編《さいたまRhapsody》は…オーケストラ(円光寺雅彦指揮大宮フィル)と200人の混声合唱・児童合唱にさらに太鼓群(秩父屋台囃子)とロックバンド(タケカワユキヒデBAND)とファンファーレ別働隊が加わる…という巨大なモノ。しかも鉄道博物館(大宮)の機関車の上で演奏するという前代未聞の共演。お楽しみに。


 ちなみに、制作当時のブログはここ→さいたま・希望(ゆめ)旅立ち 

           *

 もうひとつ。先日FM用にコメントを収録したものが下記の日程で放送されるとのこと。自伝「作曲は鳥のごとく」に因んで一問一答したものを各5分に編集したミニ番組(らしい)

5月20日(月)≪著書について≫
5月21日(火)≪作曲について≫
5月22日(水)≪記憶のない時期について≫
5月22日(水)≪今後の抱負について≫

FM群馬 (12:55〜13:00)
FM三重 (16:30〜16:35)
FM山陰 (07:35〜07:40)
FM香川 (23:55〜24:00)
FM鹿児島 (08:20〜08:25)
FM沖縄 (16:55〜17:00)

2013年5月10日 (金)

雨の京都

Stok 大阪の帰りに京都に寄り、関西在住のピアニスト河村泰子サンと前回行きそびれた(清盛がらみの)2カ所、藤原頼長(悪左府)の墓所相国寺と崇徳上皇が祀られた白峰神社を回る。

 鳴き龍で有名な相国寺にある頼長の墓(桜塚)は、三千近い普通の墓にまぎれて「一般人」扱い。お寺の人に聞くと「ごくたまに訪ねてくる人もいるが、見つからなくて諦めて帰る人が多い」とのこと。もうちょっと何とかしてあげてもいいのに。

 白峰神社の方も、崇徳院目当てに訪れる人はもはや少数派。平安時代の蹴鞠の宗家の屋敷跡→サッカーに御利益がある→ボール競技全般に御利益がある→スポーツの神さま…という不思議な進化を遂げていて、境内には奉納されたサッカーボールが並び体育会系らしき可愛い学生たちが群れをなしてお参り。怨霊も苦笑してそう。

Kamigamo_3 Shisendo_2  上賀茂神社〜下鴨神社と回り、大田神社のカキツバタを見ているうち、ほどよく雨が降ってきたので、少し足を伸ばして詩仙堂へ。

 ここでしばし静かに雨音と鹿威しの音に耳を澄ませ、庭の片隅のかたつむりとなんてんを愛でる。

Sak  夜は、祇園辰巳神社近くの「やげんぼり末吉町」で夕食。店内に飾られたクリフトン・カーフ氏の版画がいい雰囲気を醸し出している。

 そのあと河村サンお薦めのBAR「Common One Bar」にも寄ってみる。FINLANDIA BARの姉妹店で、祇園新橋通りの路地の奥の奥にある不思議な異空間。

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2013年5月 9日 (木)

記者会見&録音@大阪

Izumis 7月に大阪で初演される新作(交響曲第6番「鳥と天使たち」)の件で関西へ。

 いずみホールで新聞社の取材および記者会見。

 まだ書き上げていない曲を大勢の前で説明するというのは、難しいと言うより怖い。なにしろ生まれてない子供のことを話すのだから、「たぶん私に似て頭のいい子でしょう」とか「母親似で美人だと思います」と言っても、さて、生まれてみないとどんな出来かは神のみぞ知る・(=_=)

 一応、〆切(初演のひと月前)までに間に合わせるというのが現在における第一目標・・・なのだが、

 むかし、某先輩作曲家が〆切を遅れに遅らせ、ようやく仕上がったのがコンサートの「翌日」だったことがある。当然コンサートでは演奏できず、プログラムはメチャクチャ。委嘱した演奏家は大激怒。

 そこで、彼が言い放った名セリフは・・・「たった一日遅れただけじゃないか」。(いや、確かにそうなのだけれど・・・)

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 午後からは関西フィルの練習場で、最新作「三つの水墨画」のリハーサルと録音。


 京都に因んだ…「六波羅(ろくはら)」「孤月」「京童(きょうわらべ)」という短い3曲からなる10分ほどの小品で、6月7日に京都駅でのイベント&コンサートで披露される予定。(題名でお分かりのように「清盛」がちょっぴり入っている)。演奏は、藤岡幸夫指揮関西フィルのメンバー。


 ただし今回の録音は委嘱したスポンサー(京都のれん会)の関係者に配られるプライベートなCD用で、一般に市販はされませぬので念のため。

2013年5月 7日 (火)

間取りの記憶

Housek 雑誌の取材で、生まれた家の間取りを図に描いてみて下さいと言われたのだが、これがなかなかに難しい。

 玄関があって応接間があって居間があって廊下があって縁側があって庭があって・・・と説明してゆくとずいぶん広い家のようになってしまうのだが、実は猫の額の2DK。子供の頃は身体が小さかったので広いように感じていただけなのだろう。

 十代から三十代半ばまで引きこもっていた作曲部屋も、電気ピアノがあって机があってベッドがあってステレオがあってテープデッキがあって本棚があってレコードがごっそり積んであってそこで絵を描いたりファゴット吹いたりしていたのだが・・・実は三畳一間。どうやってそんな狭いスペースにそれだけのものを押し込められたもんだか、どう考えても分からない。ド●えもんでも居たっけか?

2013年5月 5日 (日)

ノイズキャンセリングヘッドホン

Mdr1rnc 窓の外のマンション工事がだんだん迫ってきたので、連休中にノイズキャンセリングヘッドホンを買い換える。


 むかしはヘッドホンでハードロックを大音量でかけながら作曲するという壮絶なノイズキャンセリング法を採用していたのだが、10年ほど前にBOSEの Quiet Confortという機種が出てすぐ飛びついた。

 元々は飛行機の旅用に(ジェットエンジンの騒音を軽減すべく)開発されたモノだそうで、持続する低周波音や機械音はかなり消える。しかし、工事のトンカンガリガリいう音や上の階の足音やだだ漏れてくるピアノの音などを消すのは(さすがに)無理。しかも、電池を仕込む形だったので長時間の連続使用は不可で、電池が切れると音が聞こえないという仕様。いつの間にか使わなくなってしまった。

 そこで今回はSONYのMDR-1RNCという新しい機種を試してみることにした。

 こちらはパソコンからのUSB充電で、電池が切れてもパワーOFFでも音は聞こえる仕様。コードは着脱出来るので、コードレスで「沈黙」だけを聴くのも可能。さすがに工事騒音や生活騒音はゼロというわけにはいかないが、不快な周波数成分はカットされるので快適と言えば快適だ。

 ただし、当然ながらヘッドホン自体は気密性の高い密閉型なので、長時間使っていると耳への圧迫感が気になるのが難点と言えば難点か。

 もし「この世のすべてのノイズ」を消すヘッドホンがあったら何百万出しても手に入れたい!と言いたい処だが・・・それをかけたら自分の音楽も聞こえなくなってしまう…というブラックなオチがありそうだナ・・・d(=_=)b

2013年5月 3日 (金)

鳥の響展@1st Edit

Cdtori1 CD《鳥の響展ライヴ》の1st editが届く。

 第2部と第3部のオーケストラPART全5曲を収録して80分強なので、ぎりぎりのところでCD2枚組。(本当は第1部の器楽&室内楽PARTもすべて聴きたいところだが、なにしろ人気演奏家総動員なので権利関係が難しい…?)

 面白いのは、おなじみの「サイバーバード」や「タルカス」は終わった瞬間に(ロックコンサートのノリで)拍手とブラボーが入るのに、ほぼ初披露の「ドーリアン」ではフォルティッシモの頂点でドカンと終わっても「え?終わったの?」という一瞬の間が入っていること。この「ためらい間」がいかにもクラシックの初演っぽくて苦笑い。

 もちろんキース・エマーソン氏の「タルカス meets ハッピーバースデイ」もオマケ収録されていて、「爆笑」と「イエィ」と「おぉ!」が入り交じる会場の雰囲気がすこぶる楽しい。

2013年5月 1日 (水)

クラシック倶楽部

Claclub 早朝のクラシック倶楽部(NHK BSプレミアム)にて先日の還暦コンサート《鳥の響展》の様子が放送された。(2013年3月20日東京オペラシティにて収録)

 曲目は、ランダムバード変奏曲(ピアノ:田部京子、小川典子)、サイバーバード協奏曲(sax:須川展也、p:小柳美奈子、perc:小林洋二郎)、および組曲「平清盛」より…テーマ曲、屹立、戦闘、夢詠み、決意…の5曲(p:舘野泉、藤岡幸夫指揮東京フィル)。

 残念ながら「タルカス」およびキース・エマーソン氏の登場シーンはなし。最後に「Happy Birthday」が鳴り響いて赤いちゃんちゃんこを着せられる場面で終了・(=_=)

Bscc_2

 CDは《鳥の響展ライヴ》として7月に発売の予定。こちらは「タルカス」や「ドーリアン」を含む第2部&第3部のオーケストラパート全曲(+おまけのタルカス meets ハッピーバースディ)が2枚組で収録されるはず。乞うご期待。

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