Super Star
ちょっと気分転換にと「Jesus Christ Super Star」の新しい映像版(2012年バーミンガムでのアリーナ公演)を見出したら止まらなくなってしまった。
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ちょっと気分転換にと「Jesus Christ Super Star」の新しい映像版(2012年バーミンガムでのアリーナ公演)を見出したら止まらなくなってしまった。
京都府物産協会(京都のれん会)50周年記念展
日時:2013年6月7日(金)〜9日(日)
会場:京都駅ビル室町小路広場ほか
還暦コンサートが終わった頃から本格的に音符書きを進めていた〈交響曲第6番〉……現在、順調に煮詰まり中・(v_v)
NHK504スタジオで「ブラボー!オーケストラ」6月分2本の収録。
舘野泉さんに頼まれた「カンガサラの夏の日」という曲の左手ピアノ版の楽譜を仕上げる。
原曲は合唱曲(詞:Sakari Topelius、曲:Gabriel Linsen)で、フィンランドでは知らない人がいないほど有名な歌なんだとか。日本で言えば「夏の思い出(♪夏が来れば思い出す)」みたいな感じだろうか。メリカントの〈梢の高みにて〉というピアノ曲の主題ともなっているなかなか美しい旋律である。
ちなみに〈カンガサラ〉というのはフィンランドのタンペレ近くの風光明媚な地の名前とのことなのだが、最初聞いたときは……カンガルー?びんざさら?カニサラダ?…となかなか覚えられず(笑)。
ああ、知らないものの名前を覚えるのに苦労する歳になってしまったんだなあ…と、しばし遠い目になる。
学生の頃は、ムスクルスステルノクライドマストイデウス(胸鎖乳突筋。北杜夫のエッセイに出てくる「解剖学で一番長いラテン語名」)などという代物だってすぐ覚えられたのに・・・(=_=)
NHK「BSプレミアム・アーカイヴス」で、2007年9月に放送された「おーい、ニッポン:埼玉編(総集編)」再放送のお知らせ。
2013年5月22日(水)午前9:00~。
再放送:5月30日(木)午前0:45~。
@NHK BSプレミアム。
番組の最後を飾るフィナーレ「ふるさとラプソディ」シリーズは、各県ゆかりの歌や芸能をオーケストラとコーラスによるメドレーで聴かせる名物企画。
私が担当した埼玉編《さいたまRhapsody》は…オーケストラ(円光寺雅彦指揮大宮フィル)と200人の混声合唱・児童合唱にさらに太鼓群(秩父屋台囃子)とロックバンド(タケカワユキヒデBAND)とファンファーレ別働隊が加わる…という巨大なモノ。しかも鉄道博物館(大宮)の機関車の上で演奏するという前代未聞の共演。お楽しみに。
ちなみに、制作当時のブログはここ→さいたま・希望(ゆめ)旅立ち
*
もうひとつ。先日FM用にコメントを収録したものが下記の日程で放送されるとのこと。自伝「作曲は鳥のごとく」に因んで一問一答したものを各5分に編集したミニ番組(らしい)
5月20日(月)≪著書について≫
5月21日(火)≪作曲について≫
5月22日(水)≪記憶のない時期について≫
5月22日(水)≪今後の抱負について≫
FM群馬 (12:55〜13:00)
FM三重 (16:30〜16:35)
FM山陰 (07:35〜07:40)
FM香川 (23:55〜24:00)
FM鹿児島 (08:20〜08:25)
FM沖縄 (16:55〜17:00)
大阪の帰りに京都に寄り、関西在住のピアニスト河村泰子サンと前回行きそびれた(清盛がらみの)2カ所、藤原頼長(悪左府)の墓所相国寺と崇徳上皇が祀られた白峰神社を回る。
鳴き龍で有名な相国寺にある頼長の墓(桜塚)は、三千近い普通の墓にまぎれて「一般人」扱い。お寺の人に聞くと「ごくたまに訪ねてくる人もいるが、見つからなくて諦めて帰る人が多い」とのこと。もうちょっと何とかしてあげてもいいのに。
白峰神社の方も、崇徳院目当てに訪れる人はもはや少数派。平安時代の蹴鞠の宗家の屋敷跡→サッカーに御利益がある→ボール競技全般に御利益がある→スポーツの神さま…という不思議な進化を遂げていて、境内には奉納されたサッカーボールが並び体育会系らしき可愛い学生たちが群れをなしてお参り。怨霊も苦笑してそう。
上賀茂神社〜下鴨神社と回り、大田神社のカキツバタを見ているうち、ほどよく雨が降ってきたので、少し足を伸ばして詩仙堂へ。
7月に大阪で初演される新作(交響曲第6番「鳥と天使たち」)の件で関西へ。
いずみホールで新聞社の取材および記者会見。
まだ書き上げていない曲を大勢の前で説明するというのは、難しいと言うより怖い。なにしろ生まれてない子供のことを話すのだから、「たぶん私に似て頭のいい子でしょう」とか「母親似で美人だと思います」と言っても、さて、生まれてみないとどんな出来かは神のみぞ知る・(=_=)
一応、〆切(初演のひと月前)までに間に合わせるというのが現在における第一目標・・・なのだが、
むかし、某先輩作曲家が〆切を遅れに遅らせ、ようやく仕上がったのがコンサートの「翌日」だったことがある。当然コンサートでは演奏できず、プログラムはメチャクチャ。委嘱した演奏家は大激怒。
そこで、彼が言い放った名セリフは・・・「たった一日遅れただけじゃないか」。(いや、確かにそうなのだけれど・・・)
午後からは関西フィルの練習場で、最新作「三つの水墨画」のリハーサルと録音。
京都に因んだ…「六波羅(ろくはら)」「孤月」「京童(きょうわらべ)」という短い3曲からなる10分ほどの小品で、6月7日に京都駅でのイベント&コンサートで披露される予定。(題名でお分かりのように「清盛」がちょっぴり入っている)。演奏は、藤岡幸夫指揮関西フィルのメンバー。
ただし今回の録音は委嘱したスポンサー(京都のれん会)の関係者に配られるプライベートなCD用で、一般に市販はされませぬので念のため。
雑誌の取材で、生まれた家の間取りを図に描いてみて下さいと言われたのだが、これがなかなかに難しい。
窓の外のマンション工事がだんだん迫ってきたので、連休中にノイズキャンセリングヘッドホンを買い換える。
むかしはヘッドホンでハードロックを大音量でかけながら作曲するという壮絶なノイズキャンセリング法を採用していたのだが、10年ほど前にBOSEの Quiet Confortという機種が出てすぐ飛びついた。
元々は飛行機の旅用に(ジェットエンジンの騒音を軽減すべく)開発されたモノだそうで、持続する低周波音や機械音はかなり消える。しかし、工事のトンカンガリガリいう音や上の階の足音やだだ漏れてくるピアノの音などを消すのは(さすがに)無理。しかも、電池を仕込む形だったので長時間の連続使用は不可で、電池が切れると音が聞こえないという仕様。いつの間にか使わなくなってしまった。
そこで今回はSONYのMDR-1RNCという新しい機種を試してみることにした。
こちらはパソコンからのUSB充電で、電池が切れてもパワーOFFでも音は聞こえる仕様。コードは着脱出来るので、コードレスで「沈黙」だけを聴くのも可能。さすがに工事騒音や生活騒音はゼロというわけにはいかないが、不快な周波数成分はカットされるので快適と言えば快適だ。
ただし、当然ながらヘッドホン自体は気密性の高い密閉型なので、長時間使っていると耳への圧迫感が気になるのが難点と言えば難点か。
もし「この世のすべてのノイズ」を消すヘッドホンがあったら何百万出しても手に入れたい!と言いたい処だが・・・それをかけたら自分の音楽も聞こえなくなってしまう…というブラックなオチがありそうだナ・・・d(=_=)b
CD《鳥の響展ライヴ》の1st editが届く。
早朝のクラシック倶楽部(NHK BSプレミアム)にて先日の還暦コンサート《鳥の響展》の様子が放送された。(2013年3月20日東京オペラシティにて収録)
曲目は、ランダムバード変奏曲(ピアノ:田部京子、小川典子)、サイバーバード協奏曲(sax:須川展也、p:小柳美奈子、perc:小林洋二郎)、および組曲「平清盛」より…テーマ曲、屹立、戦闘、夢詠み、決意…の5曲(p:舘野泉、藤岡幸夫指揮東京フィル)。
残念ながら「タルカス」およびキース・エマーソン氏の登場シーンはなし。最後に「Happy Birthday」が鳴り響いて赤いちゃんちゃんこを着せられる場面で終了・(=_=)
CDは《鳥の響展ライヴ》として7月に発売の予定。こちらは「タルカス」や「ドーリアン」を含む第2部&第3部のオーケストラパート全曲(+おまけのタルカス meets ハッピーバースディ)が2枚組で収録されるはず。乞うご期待。