間取りの記憶
雑誌の取材で、生まれた家の間取りを図に描いてみて下さいと言われたのだが、これがなかなかに難しい。
玄関があって応接間があって居間があって廊下があって縁側があって庭があって・・・と説明してゆくとずいぶん広い家のようになってしまうのだが、実は猫の額の2DK。子供の頃は身体が小さかったので広いように感じていただけなのだろう。
十代から三十代半ばまで引きこもっていた作曲部屋も、電気ピアノがあって机があってベッドがあってステレオがあってテープデッキがあって本棚があってレコードがごっそり積んであってそこで絵を描いたりファゴット吹いたりしていたのだが・・・実は三畳一間。どうやってそんな狭いスペースにそれだけのものを押し込められたもんだか、どう考えても分からない。ド●えもんでも居たっけか?
« ノイズキャンセリングヘッドホン | トップページ | 記者会見&録音@大阪 »
コメント