カンガサラの夏の日
舘野泉さんに頼まれた「カンガサラの夏の日」という曲の左手ピアノ版の楽譜を仕上げる。
原曲は合唱曲(詞:Sakari Topelius、曲:Gabriel Linsen)で、フィンランドでは知らない人がいないほど有名な歌なんだとか。日本で言えば「夏の思い出(♪夏が来れば思い出す)」みたいな感じだろうか。メリカントの〈梢の高みにて〉というピアノ曲の主題ともなっているなかなか美しい旋律である。
ちなみに〈カンガサラ〉というのはフィンランドのタンペレ近くの風光明媚な地の名前とのことなのだが、最初聞いたときは……カンガルー?びんざさら?カニサラダ?…となかなか覚えられず(笑)。
ああ、知らないものの名前を覚えるのに苦労する歳になってしまったんだなあ…と、しばし遠い目になる。
学生の頃は、ムスクルスステルノクライドマストイデウス(胸鎖乳突筋。北杜夫のエッセイに出てくる「解剖学で一番長いラテン語名」)などという代物だってすぐ覚えられたのに・・・(=_=)
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菅直人が番町皿屋敷の幽霊のように「いちまい…にまい…」とお皿を数えているイメージですね。
投稿: ヒラオカ | 2013年5月20日 (月) 20:54
Naxosで聴けました。作曲者で検索したらすんなり出てきましたが日本語タイトルが「木の枝の先で揺れながら」・・・なんか風情が(^^;)
投稿: けろっち | 2013年5月21日 (火) 18:13