音符症候群
作曲していると世界がすべて音符に見えるようになる。・・・というようなことを先日記者の方に話したら「え〜どんな感じなんですか?」と興味津々になられてしまったが・・お腹がすいていると何でもかんでも食べ物に見える…みたいなものだろうか。
作品を構想している段階では「音」が聞こえるのだが、作曲作業にかかると「音符」になる。世界中が付点八分音符とか#とか♭付きの3連符とかに見える。そして、外を歩いていても、夜寝ていても、その音符を書いたり消したり動かしたりしている。(昔、テトリスが流行った頃、世界中がテトリスに見えて困ったことがあるが、あれに似ている)
確か、ブルックナー翁は交響曲を書くうち音符の数を数え出して止まらなくなり、晩年、遂には花壇の花の数とか夜空の星の数までひたすら数え始めたらしいが、おそらく強迫神経症の一種なのだろう。
今、まさにその真っ最中である・・(×_×)
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