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2013年7月30日 (火)

上野星矢氏との対談

Uenos この8月に2枚目のアルバム「デジタルバード組曲」を出すフルートの上野星矢氏と対談する。

 まだ23歳!若い!!
 ちなみに私が「デジタルバード組曲」を書いたのは29歳なので、ぎりぎり二十代。無理やりこじつければ、同世代の演奏家&作曲家の(時空を超えての)夢の共演(?)と言えなくもないが、新しい世代の演奏家に憑依して昔の作品が若い血肉を持って再生を遂げる。これぞ作曲家という仕事の最大の醍醐味と改めて実感する。

 それにしても昨今の演奏家(最近私の「スパイラルバード組曲」をCD化してくれたホルンの福川伸陽氏もそうなのだが)のテクニックときたら、それはもう「凄い!」としか言いようがない。この曲も30年前の初演当時は(超絶現代曲を吹きまくる演奏家に「人間には吹けません!」と断言されるほどの)「超難曲」(しかも、「現代曲と違って間違ったら誰にでも分かってしまうのが嫌!」「楽譜通り弾けるのは100年に一度くらい」と言われ放題)だったのだが、今ではコンクールの課題曲として若い人が普通に吹く。

 考えてみれば、40年前のオリンピックでは空中で一回転するくらいで「ウルトラC(超難度)」だったのが、その程度は今では小学生でも普通にこなし、若い選手は3回転してひねりをくわえて後ろ向き着地…などというような人間業とも思えないコトをやる。彼の演奏を聴いていると、それに似た次元の違う新しい時代のクラシック音楽の息吹を感じて、頼もしくも清々しい気分になる。

 アルバムは8月21日リリース。乞うご期待。

2013年7月27日 (土)

CD三界秀実スパーン・ポイント

Cdmikai

Spurn

 クラリネットの三界秀実氏の新しいCD「スパーン・ポイント」届く。拙作「鳥の形をした4つの小品」収録。

 V=ウィリアムズの小品で始まりV=ウィリアムズの小品(タイトルはその主題となったイギリスの景勝地)で閉じられるという構成で、クラシックではありながら尖っていて、現代モノではありながら柔らかい、という絶妙な領域を回遊する音楽たちが心地よい。

2013年7月24日 (水)

雨の美術館

Sezonm  一日雨だったので、森の中のセゾン現代美術館へ行く。

 クレー、ミロ、カンディンスキーなどの古典からアンディ・ウォホール、ジャスパー・ジョーンズ、サム・フランシス、宇佐美圭司、荒川修作、そしてジャン・ティンゲリーの巨大がらくた音具まで、なかなかの逸品ぞろい。

 いずれも画集などではお馴染みだが、やはり現物を数センチの近さで見ると、ディテールや画法(どうやって描いているのか)が分かって面白い。

Sezon  サム・フランシスやジャクソン・ポロックの絵の具を飛び散らせる画法などは、「これをオーケストレイションに応用してみたら」と思わず考えてしまうし(実際、武満さんのオーケストラ作品は彼らの絵からのインスピレーションが相当あったと思われる)、モダン絵画の構図のシンプルさや複雑さ、色彩やタッチのセンス、素材の重ね方や構成の妙味などは、作曲に通じるところが・・・

 ・・・っと。いかん、いかん、音楽脳はオフにしての夏休みなのだった・・…>_<…

2013年7月22日 (月)

夏休み

Kar722  今週は軽井沢で短い夏休み。

 しばらく音符は見たくないし音楽も聴きたくない…という気分なので、今回はCDも楽譜も持ち込まず。

(ただしMacBookAirとiPadは持ち込んでいるあたり、あきらめは悪いのだが)

 それでも森を歩けば頭の中に(♪♬♫…と)音楽が聴こえてくるわけで、完全オフは不可能というのがつらいところ。

 こういう処にひと夏滞在して「交響曲を書いてみました」と一度言ってみたいモノだが、残念ながらそこまでの甲斐性(財力)はナシ。

 そう言えば、(いつも人のいないシーズンオフばかりで)真っ当な夏休み期間(7月下旬〜8月)に来るのは久しぶりである。

2013年7月20日 (土)

1964

1964  先日、1964年の東京オリンピックについてテレビの取材を受けた。

 かれこれ50年ほど前の話だが、なにしろ家のすぐ前が選手村(今の代々木公園)で各競技場は至近距離という絶妙のロケーションに居て、オリンピックのための東京大改装工事(高速道路や道の舗装や建物の建築ラッシュ)を目の当たりにしたこともあり、いろいろと思い出話に花が咲く。

 当時は小学6年生で、小学生の鼓笛隊(の指揮者)として開会式に参加するべく夏休み中特訓に明け暮れていたのだが、残念ながら本番は別の小学校が選出されることに。しかし、開会式のリハーサルには招待され、そのとき撮りまくった写真が引き出しの奥に残っていた。これも「貴重な資料」として番組制作のスタッフにお貸しする。

1964b それにしても・・・こと「音楽」に関してはすべて落選の憂き目を見る、という過酷な運命はここから始まっていたのか・・・と改めて遠い目になってしまった49年目の夏・・・(v_v)

2013年7月18日 (木)

ブラボー!オーケストラ収録

Bravoo  NHK 502スタジオでFM「ブラボー!オーケストラ」の収録。

 今回は8月4日(日)放送分の一本で、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(p:仲道郁代)。小林研一郎指揮東京フィル。(2013年2月2日第43回響きの森クラシック・シリーズより)

2013年7月16日 (火)

西村朗「曲がった家を作るわけ」

Nishim

Nishimx
 私の第6番を初演してもらった大阪いずみシンフォニエッタの黒幕・西村朗センセの新著「曲がった家を作るわけ」(春秋社。7月31日発売)を一足先に読む。

 私の「作曲は鳥のごとく」と同じく還暦を迎えての自伝なのだが、さすがエンターテイナー大阪人。自分の周りの変人奇人紹介も含めた楽屋オチ的なエピソードも連ねていて、シリアスな現代音楽界の話とは思えない抱腹絶倒の楽しさ。このままコミックエッセイにでもなりそう。(→右の4コマは彼との共著「クラシック大作曲家診断」より)

 先日、コンサートの楽屋で最初に表紙を見せてもらったときは「作曲がったるわけ家を?」「作曲家がったをるわけ?」とタイトルが良く分からなかったのだが(笑)、なるほど《作曲家》の三文字をちりばめたわけね。

 順番に並べるなら「作るのは曲がった家ばかり」・・・まあ、どっちにしろ家は曲がってるのだな。

2013年7月15日 (月)

円柱型オーディオ

Nxsa55 実家のCDラジオが壊れてしまったので、(母でも使える)ミニコンポを・・・と探しているうち、JVCのNX-SA55という機種を見つけて購入。

 円柱形で高さ30センチほど。頭の丸い部分にCDを入れ、上部に高音用の小さなスピーカーが4つ、下部に低音用の大きなサブウーハーが仕込まれており、360度ステレオサウンドが聴けて音もなかなかいい。なによりデザインが面白い(新しいMac proに似ている)というのが選んだ理由。

Nxsa55a
 ただし、最近の電気製品はボタンが小さいのと機能が多すぎるのとで年寄りに優しく出来ていないものが多い。(→これが本機の操作パネル。デザイン的にはさっぱりしていていいのだが、何処をどうすれば電源が入りCDが鳴りラジオが聴けるのか、虫メガネを出さないとサッパリ分からない)

 携帯電話もそうなのだが、たまに「高齢者向け」のものを見つけると、今度は字やボタンが大きすぎて「子供向け」みたいで恥ずかしい。もっと「使う側から見た」分かりやすく扱いやすく渋いデザインを考えて欲しい。そもそも老人の方が(生きてる時間が長い分)目は肥えているのだし。
 

2013年7月13日 (土)

交響曲第6番〈鳥と天使たち〉初演

Izumis  大阪のいずみホールにて交響曲第6番〈鳥と天使たち〉op.113の初演に立ち会う。演奏は、飯森範親指揮いずみシンフォニエッタ。

 前作の第5番(2001)以来12年ぶりとなるこの新しい交響曲は、「右方の鳥」「忘れっぽい天使たち」「左方の鳥」という急緩急の3つの楽章からなる30分ほどの作品で、1管編成(1-1-1-1, 2-1-1-0, pf,hp,perc3, Strings)の室内オーケストラによる一種の「管弦楽のための協奏曲」でもある。

 もともと還暦を迎えて自分の頭の中の「おもちゃ箱」を開けてみるというコンセプトなので、天使たちの章では、オカリナ、スライド笛、貝殻の鳴子、トイピアノなど(幼年時代の郷愁を誘う)オモチャ楽器も登場。

 さらに6番つながりということでシベリウス、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチの6番も(回想として)聞こえるほか、修業時代の現代音楽サウンドやロックおよびジャズの書法が交錯し、ついでに自作の色々な断片(あのタルカスも!)も聞こえるという、ある意味(シッチャカメッチャカな)わが音楽人生を俯瞰する「自伝」的な作品でもある。

Izumiw  ただし、この「オモチャ箱」、鬼のような変拍子と目まぐるしく変化する書式で全編が覆われた超難曲。これを見事な精度で仕上げてくれた飯森範親指揮いずみシンフォニエッタの演奏は目を見張るもので、ただただ感謝。

 CD化を前提に録音を取ってもらったので、近々(おそらくマリンバ協奏曲《バードリズミクス》あたりとのカップリングで)作品集になる予定。乞うご期待。

        *

補記:終演後のパーティで「7番は?いつ?」と散々聞かれてしまったが、交響曲というのは(比喩でも何でもなく)「子供」と同じ。生むのも育てるのも大変で、体が付いて行けるのは20代30代(かろうじて40代)まで。

 なので、今回の子は(言ってみれば)還暦を迎えて「恥ずかしながら」生まれたひさびさの女の子。それがまだ生まれたてほやほやでホギャホギャ泣いているのに「次のお子さんは?」と聞かれても・(v_v)。

 さしあたり、6番を初演し終えた作曲家の注意事項として・・・生水とコレラには気をつけようかと。

2013年7月11日 (木)

第6番リハーサル

Izumi01  交響曲第6番〈鳥と天使たち〉の初演に立ち会うため、昨夜より大阪入り。本日、2回目のリハーサルに立ち会う。

 第3番や第5番が「男の子」なら、第4番とこの第6番は「女の子」…とかねてから言っていたのだが、まわりは「小編成だけど、挑戦的だし元気だし、ぜんぜん女の子って感じじゃないですよ」という。・・・いや、それこそが「女の子」の証し。


 実を言うと、最初の構想では、2楽章に初音ミクがハミングで登場して、タイトルも〈シンフォニアぱみゅぱみゅ〉だったのだが・・・さすがに(色々問題ありそうなので)やめたといういきさつも・・・(^_^;

 初演は13日(土)16:00より大阪いずみホールにて。

2013年7月 9日 (火)

3つの発明

Skyz 暑い。7月ってこんなに暑かったろうか?

 ここまでの人生で「これがあったからこそ作曲家をやってこれた」と思う必需品というべき三大発明は・・・

 1電子ピアノ
 2パーソナルコンピュータ
 3クーラー

 聞くところによると、クラシックの大作曲家たちは初夏になるとさっさと「避暑地」に出かけ、秋に涼しくなってコンサートシーズンになると街に帰ってくる…などという羨ましい仕事ぶりだったらしい。しかし、東京に棲息するビンボー作曲家にそんな芸当は不可能。秋までに新作を書けるのは、ひとえに「クーラー」のおかげである。発明者のW.キャリア氏(1876〜1950)に感謝。

2013年7月 7日 (日)

空の景色

Skyq

 最近、音楽の仕事から少し離れてリハビリ中。
 おかげで、空を見ても電線が五線に見えたりしなくなった。
 

2013年7月 4日 (木)

鳥のプログレ

Bbird CD《鳥の響展》ライヴ(DENON)発売。それとシンクロしてNHK-FMベスト・オブ・クラシックで還暦コンサート《鳥の響展》より第1部の室内楽および第2/3部の「ドーリアン」「平清盛組曲」「タルカス」が放送される。

 聴いた皆さんなぜか口を揃えて「ドーリアン」が面白かった…と仰るのだが、あの曲、もともとは34年ほど前に「朱鷺によせる哀歌」と一緒に生まれた双子の兄妹作。
 70年代プログレの影響下に、ピンクフロイド系のゆっくりで静かさMAXの曲(朱鷺)とELP&イエス系の変拍子で暴走する騒々しさMAXの曲とを「陰と陽」のような対照で(幻の交響曲の2つの楽章…Adagio楽章とFinale楽章として)書いたものである。

 ところが「静かな妹」だけ注目を受けて、「元気な兄」は再演も録音もされずひきこもりに・・・

Torikyo  先日、取材で記者の方に「それが逆だったら、人生変わったと思いますか?」と聞かれて・・・思わず遠い目になってしまったが、なるほど。考えてみれば「ドーリアン」の翌年に「タルカス」を書いて、30歳くらいで大河ドラマの音楽を担当する…という勝ち組?な人生もあったかも知れなかったわけだ。まあ、今更もう遅いけれど・(v_v)

2013年7月 2日 (火)

三つの水墨画CD

Photo

 京都で初演された「三つの水墨画」のCD届く。

 なかなか美しい仕上がりなのだが、残念ながら非売品。

 

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