フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。
  • ブラボー!オーケストラ
    ・NHK-FM 毎週日曜日19:20~20:20放送。毎月第1-2日曜日(+α)東京枠解説担当。
    ・10月01日/08日/15日/29日
    ・11月05日

« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »

2013年8月30日 (金)

電子書籍はミステリー

Clam_2  拙著「クラシック音楽はミステリーである」(講談社/2009年刊)電子書籍版で再登場。紀伊國屋書店/Book Live/Honto/Yahoo/Kindleなどで読める模様。

 確か出版社からは「あんまり売れていないので再版はしません」と言われたと記憶しているので、書店から消滅せず電子版でいつでも読めるようになったのは(売れない本の著者として)嬉しい限り。

 そもそも電子書籍は「どのくらい売れるか」「どのくらい(紙の本が)売れなくなるか」というコスト面や、「やはり紙の感触が…」といった感覚的(感傷的?)な面で語られることが多い。
 でも、再版もされずに消えてゆく99.9%以上の「売れない本」の著書たちにとって、何はともあれ(例え買う人が全世界で10人いなくても、印税が数百円しか入らなくても)「いつでも読める」形で著作が電子上に常備されているというのは、(大きな視野から見れば)悪くないシステムなのではなかろうか。

 ただ問題は・・・それでも99.9%以上の「売れない本」は電子書籍にもならずに消えてゆく、ということなのだろうけれど。

2013年8月28日 (水)

カンガサラの夏

Kngsl 舘野泉さんに頼まれて編曲した左手ピアノ版「カンガサラの夏の日」(詞:Sakari Topelius、曲:Gabriel Linsen)が、カンガサラ(フィンランドのタンペレ近くの景勝地)でのコンサートで初披露されたとのこと。

 日本で言えば(前にも書いたが)「夏の思い出」(♪夏が来れば思い出す、遙かな尾瀬、遠い空…)が尾瀬の夏のコンサートで演奏されたようなもの。

 音楽は7,500kmほどの距離を超え、同じ夏の青い空の下で旋律を奏でる・・・

 そう思うと、異様な暑さの東京の夏もほんの少しだけ涼しく感じる(ような気がする)・

2013年8月25日 (日)

デジタルバード組曲PV

Dbsuite_2 上野星矢氏によるデジタルバード組曲のPV(プロモーションビデオ)がYouTubeにUPされる。

 1982年作だから、かれこれ30年以上前の曲。今聴くとプログレとジャズとミニマルを変拍子と旋法でブレンドしたシンプルな曲なのだが、当時の現代音楽界はモード(旋法)もリズムもほぼ御法度の時代。某現代音楽祭で演奏された時、ヨーロッパから来た現代音楽の作曲家に(真顔で)「これを書いた男は頭がおかしいのか?」と言われたのを思い出す。

 確かに(変てこなタイトルを含めて)「ヘンな曲」ではある。デジタル(Digital)はもともと「指(で数える)」から来た言葉なので、Digital Birdは「指のある鳥」ということになるし、パソコンを使って作曲したので、フルートもピアノも確かに「人間離れ」したパッセージが連続するし(ちなみに、当時はまだパソコン黎明期でMIDIが登場したかしないかの頃である。念のため)、おかげで初演してくれたフルーティスト氏からは「楽譜通り吹くのは人間には絶対無理!」とお墨付きを貰うし。

 しかし、30年もたつと若い人が(若々しくも瑞々しい演奏で)「普通に」すらすら吹いてくれる。「作曲家をやっていて良かった」と思えるのは、そんな演奏を聴いた時である。

2013年8月23日 (金)

近代能楽集

823a 残暑の中、映像に付ける音楽の打ち合わせ。今回は、三島由紀夫の近代能楽集から「葵上」と「卒都婆小町」の2編。
 ただし劇場用映画ではなく、文学作品の映像化としてDVD販売する短編モノ(各50分ほど)とのこと。

 根岸吉太郎監督と「ヴィヨンの妻」以来のお仕事・・・なのだが、最初が太宰治・今回が三島由紀夫…とよりにもよって苦手な作家連続コンボ・(=_=)

 撮影は既に終了していて後は音を付けるだけだが、劇中で踊られるワルツの音楽だけ既に作曲して嵌め込み済み。三島の戯曲をほぼそのままスタジオの空間に再現しているので、映画と言うよりは舞台を見ている感じか。

 話は現代風に翻案はしているものの、やはりどこか「能」の世界の香りがするのが不思議。音楽は極めて小編成で、寡黙かつ無調っぽいトーンが合いそう・φ(.. )

2013年8月22日 (木)

Orion Machine ピアノ伴奏版

Orionm トロンボーン協奏曲「オリオンマシーン」(1993)ピアノ・リダクション版制作の打合せ。

 この曲、以前からピアノで伴奏できるリダクション版の話が浮かんでは消えていたのだが、その元凶は・・・「ごちゃごちゃ書き込むのが好き!」な時代に書いた無駄に凝り過ぎた(手書きの)スコアのせい。

 CHANDOSでもかつてパソコン打ち込みでスコアを制作しようとしたことがあったのだが、数年ジタバタした挙げ句、途中で断念。半ばあきらめていたのだが、今回は若きトロンボニスト藤原功次郎氏の熱意でなんとか実現しそう。

 編曲は作曲家の坂東祐大氏。私は「監修」という形で参画。10月の藤原功次郎氏のリサイタルで初披露の予定。

2013年8月20日 (火)

夏眠より目覚める

Bravoo_3  かれこれひと月ほど何もしない「夏眠」状態だったのだが(その間ブログの更新もメールもほとんどOFFライン)、ひさしぶりに仕事。NHKに出向いてFMブラボー!オーケストラ9月分2本の収録。

 9月1日(日)放送分は、イタリア特集。ロッシーニ「ウィリアムテル」序曲、カンツォーネ「オー・ソレ・ミオ」「フニクリ・フニクラ」、トスカより「星はきらめき」ほか。ten:中鉢聡。三ツ橋敬子指揮東京フィル。(2013年2月11日第55回午後のコンサートより)

 9月29日(日)放送分は、運命?特集。ベートーヴェン交響曲第5番「運命」、ヴェルディ「運命の力」序曲ほか。尾高忠明指揮東京フィル。(2013年4月7日第830回オーチャード定期演奏会。「運命の力」は上記第55回午後のコンサートより)

 ・・・夏眠より目覚めた途端、しなければならない仕事の話がわさわさ聞こえ始め、早くもぐったり気味。最近の夏の尋常でない暑さのこともあり、出来ればもう少し眠っていたいのだけれど・・・(-。-;)

2013年8月15日 (木)

スタジオ@2013夏

Studio2013b

 ただ今、全館夏期休業状態で仕事場環境の整備&メインテナンス中。

 ピアノ/キイボード、パソコン(作業用)、デスク(物書き用)、液晶ペンタブレット(ペン入力用)、ノートパソコン(ネット用)、iPad…とどんどん増えてゆくデバイスを使いやすく配置するというのは、これがなかなか難しい。

 今までは左右中央と三面で並べていたが、自分の視点を中心にぐるりと半円形に取り囲む方が理にかなっているのでは?…と今ごろ気が付いた。で、実際やってみると、これがすこぶるやりやすい。
 というわけで、写真右からピアノ、パソコン1(Mac pro),パソコン2(iMac)、液晶ペンタブレット、iPad/TV、ノートパソコン(MacBook Air)

 その延長で、ピアノ(キイボード)も現状のように一列に真っ直ぐ並べた鍵盤より、演奏者を中心に半円形に並べた鍵盤(そういうオルガンはあったような気がするが)の方が弾きやすいような気がし出したのだが・・・どうなのだろう。

2013年8月 8日 (木)

夏隠居

808a

 東京新聞(夕刊)にインタビュー記事掲載される。

 このところ(夏の異様な熱さのせいもあり)完全にオフ状態。大阪での6番の初演から戻って以来、かれこれ一月近く楽譜&音符というものを見ていない。

 ここまで「楽譜を見ない」&「音楽を聴かない」状態は、14歳で音楽の世界に入ってからおそらく初めて。まあ、還暦展は無事終わったし6番もなんとか生まれたし、節目の年で自伝とCDも出したし、「ひと休み」と言ったところか。

 こうなると「楽隠居」という甘美な単語が頭の中をちらちらするのだが、どうせ涼しくなるとなにやらもそもそ書き出すのだろう。

 夏来たりなば、秋遠からじ・・・とやら

« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »