フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

リンク

« カンガサラの夏 | トップページ | 鬱 »

2013年8月30日 (金)

電子書籍はミステリー

Clam_2  拙著「クラシック音楽はミステリーである」(講談社/2009年刊)電子書籍版で再登場。紀伊國屋書店/Book Live/Honto/Yahoo/Kindleなどで読める模様。

 確か出版社からは「あんまり売れていないので再版はしません」と言われたと記憶しているので、書店から消滅せず電子版でいつでも読めるようになったのは(売れない本の著者として)嬉しい限り。

 そもそも電子書籍は「どのくらい売れるか」「どのくらい(紙の本が)売れなくなるか」というコスト面や、「やはり紙の感触が…」といった感覚的(感傷的?)な面で語られることが多い。
 でも、再版もされずに消えてゆく99.9%以上の「売れない本」の著書たちにとって、何はともあれ(例え買う人が全世界で10人いなくても、印税が数百円しか入らなくても)「いつでも読める」形で著作が電子上に常備されているというのは、(大きな視野から見れば)悪くないシステムなのではなかろうか。

 ただ問題は・・・それでも99.9%以上の「売れない本」は電子書籍にもならずに消えてゆく、ということなのだろうけれど。

« カンガサラの夏 | トップページ | 鬱 »

本CD映画etc」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« カンガサラの夏 | トップページ | 鬱 »