近代能楽集
残暑の中、映像に付ける音楽の打ち合わせ。今回は、三島由紀夫の近代能楽集から「葵上」と「卒都婆小町」の2編。
ただし劇場用映画ではなく、文学作品の映像化としてDVD販売する短編モノ(各50分ほど)とのこと。
根岸吉太郎監督と「ヴィヨンの妻」以来のお仕事・・・なのだが、最初が太宰治・今回が三島由紀夫…とよりにもよって苦手な作家連続コンボ・(=_=)
撮影は既に終了していて後は音を付けるだけだが、劇中で踊られるワルツの音楽だけ既に作曲して嵌め込み済み。三島の戯曲をほぼそのままスタジオの空間に再現しているので、映画と言うよりは舞台を見ている感じか。
話は現代風に翻案はしているものの、やはりどこか「能」の世界の香りがするのが不思議。音楽は極めて小編成で、寡黙かつ無調っぽいトーンが合いそう・φ(.. )
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次はぜひ宮澤賢治でお願いします。
投稿: anon | 2013年8月24日 (土) 18:10