気持ち悪いワルツ
近代能楽集「卒塔婆小町」&「葵上」の音楽打ち合わせ。
「卒塔婆小町」は鹿鳴館時代の舞踏会の回想などがあるのでワルツ仕立て。「葵上」の方は生き霊が登場する話なので全音階と無調の間を揺れる現代音楽仕立て。
ごくごく小さな映画なので、音楽もごくごく小さな(クラリネット、チェロ&ピアノくらいの)室内楽編成。舞台とも映画とも違う映像作品なので、音楽の距離感に一工夫。
回想の舞踏会シーンで流れる増4度を入れた気持ち悪くて暗いウィンナワルツ(青きドナウをゲゲゲの鬼太郎風にしたもの)が気持ちよくて、クセになりそう(笑)。
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気持ち悪くて暗いワルツ「ゲゲゲのドナウ」・・・すごく興味があります。
投稿: nyankai | 2013年9月11日 (水) 20:28