フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

リンク

« はろいん? | トップページ | ライマン「リア」 »

2013年11月 7日 (木)

理系のための音楽入門

Roboq_2 数年前から相談を受けていた「理系のための音楽入門(仮)」本の再々打ち合わせ。

 元々は単純に「理系の読者」向けにハーモニーの仕組みを解説するサイエンス系入門本という企画・・・だったのだが、そもそもなんで人は和音を聞くと「気持ちいい」とか「泣ける」とか感じるのか?ということを突き詰めていくと、宇宙人やロボットに音楽は分かるか?という話から、キリスト教や西洋vs東洋のこと、さらに原始人時代の「歌&ことばの誕生」まで遡り、果ては太古の地球の海中に生まれた単細胞生物の繊毛の話から始めなければならないことになり、大風呂敷を広げすぎて話が破綻し「ストップ!」状態に・(>_<)ゞ

 一時は「まあ、死ぬまでに《音楽とは何か?》という大著にすればいいか」と開き直ったのだが、人生は短しタスキに長し・(・_・)・。頭が動くうちにまとめられる形でまとめねばと思い直し仕切り直すことに。

 ただし、所詮は隠居の手すさび。のんびりじっくりあわてずに・・・・

« はろいん? | トップページ | ライマン「リア」 »

仕事&音楽」カテゴリの記事

コメント

理系でありながら類まれな文才があり、作曲家でありながら美術の才能もある吉松先生ならではの興味深いお仕事になりそうですね。刊行が今から楽しみです。

自分はまさに理系で音楽大好きなので、とても興味深い本です。
なぜ心地よい音と騒音があるのか、音と音楽ってヒトはどう区別してるのか、
なぜ聴覚からの信号に対して感情が発生するのか…
ぜひヨシマツ流の仮説や解説を読んでみたいと思う所です。

過去には「音量子論」なるアヤシイものを唱えてた...というのは聞いてますが、
なにしろ本が絶版なので知る機会がありません。
昔と当時では思う所も違ってくるのかもしれませんが、
音楽に対してのヨシマツ理論、みたいなものも書いてあるとワクワクします。

吉松大先生、今晩は。私も理系なので、興味津々です。そもそも、何でドミナント→トニックの進行が落ち着く感じに聞こえるのか、心に残る美しいメロディとそうでないメロディは何がどのように違うのか、雄チンパンジーが葉っぱを囓る音で雌に求愛するのは音楽・楽器のルーツといえる(これがいえると、絵よりも音楽の方が先かも)のか?、などなど、、、考え出したら眠れなくなるようなことがいっぱいあります。
ぜひ、科学的かつ吉松流の(アヤシイ?)解説をお願いします。期待しています!

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« はろいん? | トップページ | ライマン「リア」 »