田部京子リサイタル
浜離宮朝日ホールで開かれた田部京子さんのピアノリサイタルを聴きに行く。
プレイアデス舞曲集からの3曲で始まり、グリーグ、カッチー二、シベリウス、ドビュッシー、ブラームス、話題の佐村河内守、そしてシューベルトのピアノソナタ第21番&アンコールの「アヴェマリア」まで、究極の美音で綴られる音楽がひたひたとホールの空間に満ち、異世界に引き込まれるような不思議な快感に酔う。
私が田部さんの音楽と出会ったそもそものきっかけがシューベルトのこの第21番のソナタのCDなのだが、彼女にとって十八番というべき名曲のこの名盤、なんと20年前(1993年)の録音なのだから驚く。
というわけで、終演後、楽屋を訪問し、「CDデビュー20周年記念…ということは、デビューは小学生の時?」と聞くと、「そうなんです!(笑)」
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