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むかしの楽譜の「整理」のはずが、大捜索作業になる。楽譜棚から本棚、整理箱、そして押し入れまで引っ繰り返し掘り起こして(半世紀近く埋もれた)「元の楽譜」を探すのだから……ほとんど遺跡の「発掘」である。
発掘された楽譜は保存状態に応じて分類される。☆…はFinaleのデータとPDFが揃っているもの。◎…はデータあるがPDFになっていないモノ。〇…は一応手書きオリジナル譜があるモノ。ここまでは何とかOK(保存可)の部類。
難アリのうち、△…はコピーはあるがオリジナルの譜面が見当たらないもの、X…はオリジナルもコピーも見当たらないもの。さらに「?」の部類では、??…書いたことをすっかり忘れていたもの、???…書いた記憶がサッパリないもの・(@_@;)・
それに加えて、コンクール落選作、未発表の作品、紛失した作品の断片、途中で破棄した未完の作品、スケッチだけの作品…などなど処分に困るモノも結構多い。(なにしろ最近は「庭で燃やす」ということが出来なくなった。かと言って紙くずとして「燃えるゴミ(資源ゴミ)」の日に出すというのも抵抗があるし…。お祓いしてからシュレッダーに掛けて焼却処分してもらうか…(-_-)…。
というわけで発掘&処理作業はまだ続く・・・
CDとほぼ同時に出版される「優しき玩具」(音楽之友社)の楽譜の校正稿が送られてくる。全3集で35曲あるので、3冊(第1集・第2集・第3集)に分けて一月に一巻ずつくらいのペースで発売の予定(らしい)。
CD〈交響曲第6番&マリンバ協奏曲〉最終エディット盤届く。
このところ過去の作品の楽譜の整理に追われる毎日。なにしろ40年も作曲をやっていると(作風に関係なく)楽譜の形態だけで「初期」「中期」「後期」という分類が自然に出来る。
コロムビアからサンプル盤をもらって冨田勲「展覧会の絵」Ultimate Editionを聴く。
iPhoneとiPadの新しいOSが7.1になり、Siri(秘書機能を持つ音声認識ソフト)に「男声」(それまでは女声のみ)が加わった。なかなか人の良さそうな青年ボイスである。
体が空いたのでいつも行く山の隠れ家に…と思ったのだが、今年はかなり積雪が多くまだまだ雪深い(しかも朝方はマイナス10度にもなる!)とのことで断念。(棲まわれている方たちは大変だ)。代わりに、実家でネコと一緒にしばし冬眠。
手書きスコアのSCAN用に導入したSV600だが、平らな台に見開き状態で載せてスキャンする…という仕様のため、どうしても画像が歪むのが難点。ページをバラして平らに置いても表面が反っていると微妙に歪む。(もちろん歪みの修正ソフトは同梱されているのだが、自動ですべて検知・修正してくれるわけではないのでページごとの手作業になる)。というわけで、取り込み作業はしばし座礁していた。
楽譜作成ソフト《Finale2014》にバージョンアップ。