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2014年3月21日 (金)

新編整理

Ahcqsaxpこのところ過去の作品の楽譜の整理に追われる毎日。なにしろ40年も作曲をやっていると(作風に関係なく)楽譜の形態だけで「初期」「中期」「後期」という分類が自然に出来る。

まずデビュー以前の「紀元前」(70年代)。この時代のものはすべて万年筆で書いた(フリーハンドの)手書きオリジナル譜。コピーも簡単にはできなかったので、第三者に渡したまま紛失してしまった作品も少なくない。

そして、デビュー後の「初期」(80年代)。製図ペンで結構みっちりキレイに浄書するようになり、この頃になると家庭用コピー機が普及してきたので、ちゃんとコピー譜が残っている。ただし、(コピーが出来るという油断から)逆にオリジナル譜そのものがなくなっているモノが多い。

続いて、ワープロやパソコンを使うようになったのが「中期」(90年代)。原稿はデータ化できるようになったが、楽譜はまだ手書き。この頃は、シャープペンで書いたものをコピーで浄書したモノが「オリジナル譜」。アナログ最後の時代でもあり「過渡期」でもある。

そして、浄譜ソフト(Finale)が使えるようになってからが「後記」(00年代)。ここから以降はすべてパソコン入力となり、楽譜は全てきちんとデータとして残るようになったが、逆に手書きの譜面は存在しなくなってしまった。

Scoreg
それらを整理するのが「晩年」(10年代)。押入れや楽譜棚やパソコンのHDの中をひっくり返し「大元の楽譜」を見付けるのがひと苦労…ということは、それだけ「書きッパ(書きっぱなし)」の曲が多いと言うことなのだが・・・中には「こんな曲書いたっけ?」というような謎の曲も・・・(これがホントのゴーストライター・(?_?)?

しかし、思えば、作曲家の死と同時に燃えるゴミになってしまった交響曲やオペラやソナタは・・・きっと物凄い数なのだろう。私自身も、自分が死んだ後で段ボールに詰め込まれた楽譜の山がゴミと一緒にメラメラ燃える夢を見てうなされたことは数知れないし・・・。いや、それどころか、生きている間に燃えるゴミになってしまったモノも・・・(v_v)ムニャムニャ

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コメント

先生も、「デジタルジレンマ」
http://www.sophia-it.com/content/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%9E
の問題については他人事ではなさそうですね。

和紙の寿命(千年以上)に匹敵する、コピーを繰り返さなくてもよいデジタルデータの長期保存技術は、何時になったら普及するのでしょうね。

録音についても長期保存については、マスターテープの経年劣化やCDの寿命(20~30年程度?)など、アナログ、デジタルを問わず気になることばかりですね。

そう言えば小説家の安部公房さん、歿後遺品のワープロから未発表の作品が発見されましたっけ。
遺品を整理してたら「寒帯林」のスコアが出てきた伊福部昭先生の話もあります。
遠い将来、吉松さんのフィナーレのファイルから未発表作品が出てくるのか、それとも紛失した手書きの楽譜がひょっこり戻ってくるのか。

ま、来世紀の話だと思いますけどもw

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