4TBの押し入れ
ようやく涼しくなって頭が動くようになり、もそもそとパソコン内のデータの整理を始める。
最近はTimeMachine(Macのデータバックアップソフト)に加えてiCloudやDropBox(ネット上にデータを保存するオンライン・ストレージ)も併用しているのでデータの消失を怖がる必要はほとんどなくなった・・・のだが、貧乏性なのか昔HDD(ハード・ディスク・ドライヴ)がクラッシュしまくった頃の心的外傷なのか、4TBのポータブル型外付けHDDを購入。捨てればいいようなデータまでせっせと押し込んでいる。まさに…押し入れ…である。
むかしむかし最初に買ったMac plusの頃(1980年代)は、外付けHDDが確か40MBくらい(メガの1000倍がギガ、そのまた1000倍がテラ)だったから、・・・10万倍(@_@;)の広さの押し入れだ。その間に書いた作品のデータ全てで12GBくらい。パソコンの中のデータ全部ひっくるめて1TB前後。なので4TBはちょっとオーバースペックではあるのだが。
一生のデータ全てをこのHDDに入れて、現物(本やCDや楽譜や原稿)はすべて処分し、死ぬときはポチッと「初期化」すれば、すべて「音楽のように」大気に消えてしまい跡形も残らない・・・という色即是空な時代もすぐそこだ。
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”「音楽のように」大気に消えてしまい跡形も残らない・・・” しかし、良いものは生身のHDD(寿命は様々ですが・・・)に残るでしょう。それは作り手の一つの願いの様な気がします。
投稿: クロちゃん | 2014年8月29日 (金) 10:43