ブラボー&ゴジラ
NHK504スタジオでFM「ブラボー!オーケストラ」9月分2本の収録。
9月7日(日)放送分は、三善晃「ノエシス」、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲(vn:竹沢恭子)、尾高忠明指揮(4月17日:第85回オペラシティ定期)+メンデルスゾーン:フィンガルの洞窟、小林研一郎指揮(5月10日:第48回響きの森クラシック・シリーズ)東京フィル。
9月14日(日)放送分は、ブラームス:交響曲第1番ほか。尾高忠明指揮(4月17日:第85回オペラシティ定期)東京フィル。
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遅まきながら新しいハリウッド版「ゴジラ」を見た。昔(小学生の頃)は夏休みというと新しいゴジラ映画にわくわくしたものだったので、かんかん照りの夏の日差しの中を映画館に向かうのは、なんとなく子供の頃に戻った気分。
前回のハリウッド版ゴジラ(1998。巨大イグアナ風)と違って造形はまさしく伝統的ゴジラ(ただし日本製が相撲の横綱のイメージとすると、これ→は完全にプロレスのチャンピオン風)。先日NHKの伊福部昭特集でインタビューを受けた時ディレクター氏が「STORYはゴジラと言うよりガメラですね」と言っていたが、確かに。子供の乗ったバスを助けるかのような描写があるし、敵怪獣はギャオスとレギオンを足したみたいだったし、映画を見終わった観客の女性は「ゴジラって、いい奴だったんだ…」と呟いていたし。でも、基本はまさしく(昔懐かしい)「怪獣映画」で、あちこちに日本のゴジラ&特撮マニアの心をくすぐる仕掛けや引用があり、なかなか楽しめた。
音楽(アレクサンドラル・デスプラ)は、変拍子や不協和音それに日本風テイストの混ぜ具合に確かに「Mr.イフクベへのリスペクト」というのを感じる(所々に「ゴジラ・ゴジラ・ゴジラ・」というような音型がミニマルっぽく挿入されるし…)。とは言え、全体はいわゆるハリウッド大作映画風濃厚こってりサウンドなので、ストレート&シンプルな伊福部サウンドが懐かしい・・・と思って見ていたら、最後の最後に出ました!金管ユニゾン(見ていない人のために詳しくは内緒)。思わず拍手してしまった。(^_^)v
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コメント
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ハリウッドで企画実現して欲しい映画をリクエスしておきます。
それは、
「タルカス対ゴジラ」
音楽は当然、ELP&伊福部の原曲を吉松先生のアレンジで!!
投稿: 虹色LED | 2014年8月20日 (水) 12:00